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更新日:2024年4月19日
我々薬剤科職員は、春日井市民病院の理念に基づき、下記の3つを目標としてその達成のために行動します。
我々薬剤科職員は、入院患者さんの安全を守るため、入院が決まった段階で現在服用中の薬の確認を行っています。一部の薬は、手術や検査などを受ける前に中止する必要があるため、確認時に中止の説明も行っています。また、入院日には、中止薬の確認とともに患者さんの服用薬や薬物アレルギーの経験などを再確認させていただいております。例えば当院が使用していない医薬品を服用されていた場合、薬剤師は医師への代替薬を提案します。また、臨床検査技術室と連携して患者さんの臨床検査値を共有し、使用薬剤と関連する検査値を注視し、薬物療法が安全かつ有効なものであるように常時確認しています。その際、気になることがあれば医師と相談し、安全でより良い薬物療法が行えるように情報提供を行います。特に手術を受けられる患者さんについては、入院前から手術後の状況について、さくらカウンター担当薬剤師、病棟担当薬剤師、手術室担当薬剤師が連携して確認しています。
一方で、当院は地域支援病院であるため、連携医療機関から多くの患者さんが紹介されて外来を受診されます。当院は急性期病院であるため、病棟に薬剤師を配置する必要性もあり、外来患者さんの調剤は街の保険薬局にお願いしています。そのため、外来患者さんには診療科で院外処方せんを発行してお渡ししております。院外処方せんをお渡しする際、我々は入院患者さんと同じように、安全で有効な薬物療法が行えるように、薬の量や臨床検査値を利用して医師を支援しています。
がん治療を行う化学療法センターには開設当初から薬剤師を配置し、投与前日から事前の確認を行い、医師の診察後にも最終確認を行って調製しています。患者さんへの説明や投与後の確認など、多くの薬剤師が関わり安全な治療を目指しています。
平成27年からは薬剤師外来も開設しました。薬剤師外来では医師の診察前に患者さんの服薬状況や副作用などを確認し、医師の診療に活かせるように情報提供しています。
日々進歩する医療や薬物療法を理解し、病棟での薬剤師業務を支えるために、薬剤科では薬に関連する研修会を毎週開催しています。
また、地域の薬剤師会と連携し、薬剤師の能力向上のために、定期的な合同の研修会も開催しています。
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