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更新日:2019年9月4日

脳卒中センター

概要

脳卒中治療は発病からの時間が勝負です

脳卒中には脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の血管が破れる脳出血・くも膜下出血があります。脳卒中患者全体の約80%を占める脳梗塞の急性期治療では、治療ガイドラインでグレードA(行うように強く推奨する)とされるものが、発症後4時間30分以内に適応があるrt-PA静注療法です。脳神経内科では2009年から積極的かつ系統的に本治療を行い、現在まで10年間で約700例に施行しています。手足の麻痺や痺れ、喋りにくさなど比較的症状の軽い場合には、rt-PA治療は非常に効果的で、症状はほぼ改善・消失し、多くの患者が自宅退院されています。一方で、意識が悪く手足の麻痺も強く、言葉を発することの出来ない重症の脳梗塞患者(ノックアウト型脳梗塞)では、後遺症のためにリハ病院への転院が必要となります。

脳梗塞rt-PA治療は、脳血管の末梢枝閉塞の患者には非常に有効であるものの、内頚動脈や中大脳動脈起始部、脳底動脈といった主幹部閉塞の患者にはその効果に限界があります。発症間もない患者にはまずrt-PA治療を行い、効果が十分得られないと判断すれば、脳血管内治療専門医によるカテーテルでの血管内治療(血栓回収療法)を適宜行っています。またrt-PA治療が何らかの理由でできない場合、ないしは発症後4時間30分以上が経過している場合には、血栓回収のみ施行することもあります。このように患者の後遺症を少しでも減らすために急性期治療を行っています。

脳梗塞は脳神経内科、脳出血とくも膜下出血は脳神経外科で対応していますが、入院管理していく上で、手厚い看護や病初期からのリハビリテーションが後遺症の軽減に有効です。発病間もない脳卒中患者には脳卒中ケアユニット(stroke care unit:SCU)での管理が効果的であり、当院でも今年中にまず6病床を開設し、運用する方向で進めています。

(文責:寺尾心一)

所属医師

寺尾 心一(部長 脳神経内科部長)

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専門分野

  • 脳神経内科一般

免許取得年

  • 昭和59年

所属学会

  • 日本神経学会
  • 日本脳卒中学会

資格

  • 日本神経学会専門医・指導医・代議員
  • 日本脳卒中学会専門医・評議員

玉利 洋介(脳神経外科医長)

玉利洋介

専門分野

  • 脳血管内治療

免許取得年

  • 平成21年

所属学会

  • 日本脳神経外科学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 日本神経内視鏡学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本脳卒中の外科学会

資格

  • 日本脳神経外科学会専門医・指導医
  • ICLS認定インストラクター
  • 日本DMAT隊員
  • 日本脳卒中学会専門医
  • ISLS認定ファシリテーター
  • 日本脳神経血管内治療学会専門医

遠藤 利洋(医長 脳神経内科医長)

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専門分野

  • 脳神経内科一般

免許取得年

  • 平成23年

所属学会

  • 日本神経学会
  • 日本内科学会
  • 日本脳卒中学会
  • 日本認知症学会

資格

  • 日本内科学会認定医
 

西井 智哉

西井智哉

専門分野

  • 脳神経外科一般

免許取得年

  • 平成26年

所属学会

  • 日本脳神経外科学会
  • 日本脳神経血管内治療学会
  • 日本脳卒中学会

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