ここから本文です。
更新日:2026年6月18日
様々な消化器疾患の診療のうち、特に”内視鏡に関連した検査から治療までの診療を総合的に一括して実施する部門”として平成26年4月1日設立しました。
消化器内視鏡診療は近年急速に専門化かつ高度化してきています。当センターはこのような変化に対応し、最新の設備を用いて専門の医師・看護師・技師が協力して”より安心・安全で高水準な”内視鏡診療を提供しています。
内視鏡設備としては、狭帯域光観察(NBI)やハイビジョン画像で拡大機能やピント合わせの機能を持つ最新のオリンパス社製スコープ、小腸を調べるためのカプセル内視鏡・ダブルバルーン内視鏡を導入しています。
また、休日夜間の緊急内視鏡を行う緊急内視鏡室を整備し、内視鏡検査・治療が24時間、より速やかでスムーズに行うことができます。
苦痛の少ない経鼻内視鏡検査や外来での大腸ポリープ切除術なども病状に応じて行っています。
最近では食道・胃・大腸の早期がんに対して身体に負担の少ない内視鏡を使った手術”内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)”が普及しています。当センターではこのような内視鏡を用いた手術も積極的に行っています。
健康診断などで「便潜血(陽性)」の結果が出ると、不安になると思います。「がんかもしれない」と過度に恐れる必要はありませんが、必ず放置せずに消化器内科を受診し、大腸内視鏡(大腸カメラ)検査を受けていただくことが最も重要です。
便潜血検査は、便の表面に目に見えないレベルの微量な血液が混じっていないかを調べる検査です。陽性になる原因はさまざまで、実際には以下のような良性の病気であるケースが大半を占めます。陽性の方の中で、実際に大腸がんが見つかる割合は数%程度と言われています。
「痔のせいだろう」という自己判断は危険です。 実際に痔がある方でも、その奥の大腸にポリープやがんが隠れている可能性を否定できません。自己判断はせずに消化器内科を受診してください。
便潜血が「2回のうち1回だけ陽性だった」という場合でも、精密検査の対象になります(たまたまその日は出血していなかっただけの可能性があるためです)。行うべき精密検査は、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が確実です。
大腸の粘膜を直接目で見て確認できるため、ごく小さな病変も見逃しません。
大腸ポリープや早期の大腸がんは、自覚症状がまったく無いことが普通です。「お腹が痛くないから」「便通は正常だから」と放置せず、症状がない段階で見つけることが大切です。もし「便潜血陽性」であれば、「早期発見・早期治療のチャンス」と捉えて受診してください。
NBI(狭帯域光観察:早期がんの発見に有効)や拡大機能(顕微鏡に近いレ ベルまで拡大して観察)といった、がんやポリープをはっきり正確に診断する機能の装備された大腸カメラを使用しています。
日本消化器内視鏡学会指導施設
日本消化器病学会認定施設
診療実績→消化器内科へ