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更新日:2021年11月5日

診療支援室

診療支援室は、医師が患者さんの診療に最大限に専念できるようサポートするために、視能訓練士と歯科衛生士が所属しています。

視能訓練士

視能訓練士は、外来の眼科領域における検査を担当しています。眼科は科の特性上検査が多く、視力検査・視野検査・眼底写真撮影・光学的眼軸長検査等があり、検査結果を基に医師が診断・治療を行います。また、糖尿病療養チームに加わり、多職種と連携しながら眼科的な視点からサポートにあたっています。

当院では、視能訓練士を目指す学生の育成指導にも取り組んでいます。

眼科の検査

眼底検査

光干渉断層計(OCT:optical coherence tomography)と呼ばれる眼底検査を行っています。
OCTとは、赤外線を利用することにより、網膜を縦方向・横方向に断面として画像化する検査で、網膜の厚みを測ることができます。糖尿病網膜症や加齢黄斑変性、緑内障等の疾患に実施します。

OCT装置の写真

 

光学的眼軸長検査

白内障手術などの眼内レンズを入れる手術前に実施します。
眼軸長とは眼の長さのことです。当院では、光学的眼軸長検査はOA-2000を用いて測定し、手術後にピントが合う位置を調整し、手術で挿入するレンズを調整選択します。

OA-2000の写真

 

眼科の検査を受けられる方へ

OCTや眼底写真撮影等、検査によっては瞳孔を散大させる必要があります。そのために散瞳効果のある目薬を点眼します。副作用として光をまぶしく感じ、物が見えづらくなります。また、効果は5~6時間ほど続くため、運転を控えていただく必要がありますのでご注意ください。

歯科衛生士

歯科衛生士は歯科口腔外科領域の診療の介助、周術期口腔機能管理、口腔ケアを業務としています。
また、糖尿病療養チームや栄養サポートチームにも加わり、多職種と連携しながら歯科的な視点からサポートにあたっています。

多職種への勉強会を開催するだけでなく、歯科衛生士を目指す学生の育成指導にも取り組んでいます。

周術期口腔機能管理業務

全身麻酔手術を実施する患者さんに対し、手術後の感染予防のために手術前後の口腔ケアを行います。
また、化学療法や放射線治療中の口腔乾燥や粘膜炎などの口腔内のトラブル予防のために口腔衛生指導や口腔ケアを行います。

口腔ケア

歯科疾患や誤嚥性肺炎などの感染予防ために口腔ケアを行っています。
歯科医師とだけでなく、病棟看護師とカンファレンスを実施し、情報を共有し患者さんに適切なケアを行います。

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