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更新日:2022年11月30日
血管外科では主に腹部大動脈瘤や閉塞性動脈硬化症、下肢静脈瘤などの治療を行っています。現在これらの疾患の多くに対し血管内治療を行っています。血管内治療とは、カテーテル(直径数mmの細い管)を用いて血管の内側から治療する方法です。麻酔は局所麻酔で行い、手術の大きな傷ができませんので身体にやさしい治療法で、入院期間も短くて済みます。しかし、残念ながら全ての人が血管内治療で行えるわけではありません。病気の状態によっては手術の方が良いこともあります。当科の医師は外科医であり血管内治療も手術もどちらも行っていますので、患者さんの状態に対し最も良い(安全に行うことができ、成功率が高い)と思われる方法を選ぶことが可能です。