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更新日:2022年11月7日
医師事務作業補助者とは、医師に本来の業務である診療に専念してもらうため、医師の事務的な業務をサポートする職種です。医師の長時間労働が大きな問題になっている中、市民病院では、医師事務作業補助者を積極的に採用し、医師の事務的業務にかかる負担軽減を図っています。
当院の医師事務作業補助者は、大きく分けて次の二つの業務を行っています。
診断書などの医師が作成する文書について、医師事務作業補助者が医師に変わり文書の作成代行をしています。医師事務作業補助者が作成した文書は医師が内容の確認を行い書類が完成します。医師は診察後も手術や入院患者の対応など多忙であるため、医師事務作業補助者が担う文書作成の補助により、時間的なゆとりが生まれ、患者さんへのよりきめ細かな診療が可能になります。
各診療科に配置され、医師が行う外来診療の補助を行います。診療記録(電子カルテ)の代行入力や、患者さんの案内、患者さんへ検査の注意事項の説明などをします。医師事務作業補助者が診療をサポートすることで、医師は患者さんに接する時間を多く持つことができるため、医師の負担軽減だけではなく、患者さんにとっても大きなメリットがあります。その他、医師の指示のもと、診療で得られたデータの管理や整理も行っています。
市民病院では看護師、薬剤師、技師などの多職種によるチーム医療を推進しています。医師事務作業補助者の活躍はまさにチームの一員であり、医師のサポート役として、医師が診療に集中できるよう事務作業を行い、当院の医療の質を高める「縁の下の力持ち」のような存在です。医師事務作業補助者を配置している診療科の医師からは、「患者さんとの時間が増えた」「診療の待ち時間が減って患者さんに喜ばれている」などの感想を聞きます。より質の高い、患者さんに喜ばれる医療を提供する病院を目指すために、医師事務作業補助者に期待することは今後も増えていくと考えます。当院にとって、医師事務作業補助者は、診療現場にかかせない存在です。
一般企業では既に始まっています時間外労働の上限規則が、2024年4月から医師にも適応されます。春日井市民病院では、医師以外の職種がそれぞれの得意分野で専門性を発揮できるように業務内容を見直し、医師に偏在している業務の一部を他の職種に移管する「タスクシフト」を積極的に推進しています。その結果、病院全体のチーム医療水準が上がり、市民貢献が増進することを狙っています。
医師事務作業補助者は、「タスクシフト」において重要な役割を担っており、事務作業にとどまらず、まさに医療現場における"医師のサポート役"として幅広い活躍が期待されます。きっと、やりがいを実感していただけます。
未経験でも、特別な資格がなくても、大丈夫です。
私達と一緒に働いていただける方、ぜひ応募してください。
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