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更新日:2025年6月1日
早期から質の高いリハビリテーションを提供しています
セラピストの病棟担当制をすすめ、他職種との連携を強化しています
ICUやSCUを含め、各病棟にも担当セラピストを配置しています。常に他職種との情報共有を円滑に行う体制を整え、早期からのリハビリテーション実施を可能にしています。
主に運動機能障害を有する患者さんに対して、急性期を中心に発症早期または手術後早期から機能訓練を実施することで、早期離床を促し、車椅子への移乗や歩行など下肢機能改善や移動動作の獲得、全身のコンディショニング改善を目指します。多くの診療科からのリハビリテーションの依頼が増えており、廃用症候群の予防や合併症の予防といった観点から早期からの理学療法実施を心がけています。
2018年にはリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォーク」を導入し、急性期から下肢麻痺に対する歩行練習を積極的に進める取り組みを開始しました。
2024年から心臓病センターの開設により、「心臓リハビリテーション」が充実した体制になりました。
病気の発症や手術後間もない急性期より、患者さんの状態にあわせて機能回復を図ったり、日常生活動作の介助量の軽減・自立に向けて訓練や指導を行います。
具体的には、病室にて寝返り・起き上がり・立ち上がりといった基本的な動作を基盤に、食事・排泄・更衣・整容などの日常生活動作の訓練を実施し、動作の獲得を目指しています。訓練室では、実際の場面を想定した調理訓練や入浴動作訓練、上肢や手指の機能回復のための訓練を行っています。
失語症を含めた高次脳機能障害や構音障害の評価・訓練と嚥下障害に対するチームアプローチのリーダーとなり活動する役割を担っています。
成人の脳血管障害、頭部外傷、変性疾患等によって生じた高次脳機能障害、摂食嚥下障害や言語障害に対して早期に機能の回復を目指し、コミュニケーションの手段の確保をはじめ、言語・摂食嚥下機能の評価および訓練を行っています。また早期の家庭・社会復帰を目指すとともに、家族指導もあわせて行います。
耳鼻科と連携して、VE検査(嚥下内視鏡検査)を実施しており、訓練効果の判定や早期に栄養ルートの提案ができるようになっています。
専門理学療法士(呼吸器理学療法) | 1名 |
認定理学療法士(運動器) |
1名 |
3学会合同呼吸療法認定士 |
7名 |
心臓リハビリテーション指導士 |
1名 |
日本糖尿病療養指導士 |
1名 |
NST専門療法士 | 1名 |
認知症ケア専門士 | 2名 |
介護福祉士 | 1名 |
福祉用具プランナー | 1名 |
福祉住環境コーディネーター |
2名 |
リンパ浮腫指導技能者 | 1名 |
LSVTⓇLOUD |
1名 |
日本DMAT隊員 |
1名 |
地域包括ケア推進リーダー |
2名 |
介護予防推進リーダー |
3名 |
クリニカルパス認定士 | 1名 |
がんリハビリテーション研修修了 |
26名 |
臨床実習指導者講習会修了 |
18名 |