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更新日:2021年6月18日

透析センター

概要

当院では急性腎不全、及び保存期慢性腎不全の方の新規透析導入と、他の透析施設で維持透析を受けている方が入院治療を必要とする場合の透析を中心に行っています。

月水金と火木土のそれぞれ午前、午後の4交替で約80~85名の方を治療しています。

その他、潰瘍性大腸炎の方に対する顆粒球除去療法、劇症肝炎・重篤な膠原病の際には血漿交換、重症膵炎・重症心不全の際にはCHDF(持続的血液濾過透析)と、各種血液浄化療法も実施しています。シャント狭窄・閉塞に対しては、腎臓内科医師が各種バルーンを使用した血管内治療、人工血管を用いたシャント再建を行っています。

年間の透析導入患者数は約100名、入院治療においては300症例を数え、シャント手術、シャントPTAの実施件数も多く、当院で透析をされている患者さんだけではなく、地域の透析患者さんがそれぞれの透析施設で安定して透析を行い、QOL(生活の質)の高い日常生活を過ごしていただけるよう尽力しています。

地域医療連携ネットワークシステム(Tri-netかすがい)を導入している透析施設においては、当院に紹介された患者さんの当院が有する診療情報を患者さんの同意を得ることにより閲覧することができます。透析記録や透析条件表、シャントマッピングなど患者さんのより詳細な情報を確認することが可能となり、転院時においてもより安全で切れ目のない医療の提供を心掛けています。

また、センター内には腹膜透析(PD)外来を併設しており、医師・看護師からなるPDチームを形成し、チーム医療としてより良いPDライフを送れるようサポートしています。

2015年度から地域の要望に応えるべく在宅血液透析を開始しました。在宅血液透析の管理施設は全国的にもまだまだ少なく、春日井市内だけでなく尾張地区や岐阜県の中農・東農地区からの紹介もあり、透析患者さんの多様なニーズに対応できるようになりました。

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