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更新日:2026年9月29日

救急科

概要

24時間365日、地域に開かれた断らない救急医療の提供

春日井市民病院の救急科は、500床を有する地域の基幹病院として、春日井市および周辺地域の救急医療の要(かなめ)を担っています。重症から軽症まで様々な患者さんが搬送されますが、救急疾患に対してチーム一丸で迅速・最適な高度医療を提供し、各診療科の治療につなげます。

また、救急科が中心となって運営する「救命救急センター」は、一般的な医療機関では対応が難しい重症の患者さんを24時間体制で診療しています。救急車の受入件数は、年間10,000件を超え、愛知県内でもトップクラスです。

そして、当院は、災害や事故発生時に災害派遣医療チーム(DMAT)を派遣する病院として指定されているとともに、災害時における医療救護活動の拠点となる地域中核災害拠点病院にも指定されています。救急科の職員はこれらの指定に伴う活動に深く携わっており、有事の際にも迅速かつ高度な医療体制を発揮できるよう全力で取り組んでいます。

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主な特徴・強み

24時間365日の救急受入体制

救急専門医が常勤で勤務しており、各診療科やコメディカルスタッフと密に連携しながら、休日・夜間を問わずいつでも緊急対応が可能な体制を整えています。

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充実したチーム医療

救急専門医、各科専門医、看護師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、救急救命士などが一丸となり、初療から集中治療へのスムーズな移行をサポートします。

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高度な医療設備と救命救急センター

CT・MRI、血管造影装置(アンギオ装置)、ICU(集中治療室)、手術室を備え、災害拠点病院としての機能も完備しています。

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地域医療機関・救急隊との強固な連携

近隣の医療機関や消防機関(救急隊)と日頃から緊密に連絡を取り合い、地域全体で患者さんを守るネットワークを構築しています。

診療内容

区分 対象疾患・状態 対応概要
一次・二次救急 突然の発熱、腹痛、骨折、切創、めまいなど 迅速な初期診療を行い、必要に応じて専門科へ引継ぎまたは入院適応を判断します。
三次救急(重症) 心肺停止、重症頭部外傷、多発外傷、急性心筋梗塞、脳卒中など 一刻を争う重症患者に対し、蘇生処置および緊急手術・集中管理を実施します。
災害医療 大規模災害、多数傷病者発生時 災害拠点病院としてDMAT(災害派遣医療チーム)の出動および院内での受入体制を迅速に立ち上げます。

救急外来を受診される方へ(患者さん・ご家族へ)

救急外来では、緊急度(トリアージ)に基づいて診察順を決定しています。そのため、受診の順番が受付順と前後する場合や、重症患者の対応により待ち時間が発生することがあります。ご理解とご協力をお願いいたします。

救急医を育てるために

地域の命の最後の砦である「3次救急医療施設(救命救急センター)」。ここでは、重症外傷やショック状態など、一刻を争う重篤な患者さんが24時間365日運ばれてきます。

そうした過酷な現場で地域医療を守り抜くためには、高度な診療技術だけでなく、強い使命感と高い総合力を持った「救急医」の育成が不可欠です。

当科では、命を救うための専門手技や臨床スキルの修得はもちろんのこと、以下のような持続可能で手厚い育成環境を整えています。

  • チームを支える精神的ケア:緊迫した現場での精神的負荷(バーンアウトなど)に配慮し、医師が一人で抱え込まず安心して臨床に専念できるよう、メンタル面のサポートを徹底しています。
  • 多職種連携(チーム医療)の実践:看護師・薬剤師・診療放射線技師・臨床検査技師、臨床工学技士など、多様なプロフェッショナルと対等かつ円滑に連携し、チーム全体の力を最大化するリーダーシップを養います。
  • 組織的で体系的な指導体制:個人の経験だけに頼るのではなく、診療科全体で若い医師を育て上げる体系的な教育プログラムとフィードバック体制を確立しています。

命の最前線で地域を守るという誇りを胸に、確かな技術と温かい心を兼ね備えた救急医を、私たちは組織一丸となって育てていきます。

当科での勤務や研修に興味のある方は、是非お問い合わせください(研修医・専攻医のページ)。

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救急医を育てる環境

地域の命の最後の砦である「3次救急医療施設(救命救急センター)」。ここでは、重症外傷やショック状態など、一刻を争う重篤な患者さんが24時間365日運ばれてきます。

当科では、命を救うための専門手技や臨床スキルの修得はもちろんのこと、以下のような持続可能で手厚い育成環境を整えています。

  • チームを支える精神的ケア:緊迫した現場での精神的負荷(バーンアウトなど)に配慮し、医師が一人で抱え込まず安心して臨床に専念できるよう、メンタル面のサポートを徹底しています。
  • 多職種連携(チーム医療)の実践:看護師・薬剤師・診療放射線技師・臨床検査技師、臨床工学技士など、多様なプロフェッショナルと対等かつ円滑に連携し、チーム全体の力を最大化するリーダーシップを養います。
  • 組織的で体系的な指導体制:個人の経験だけに頼るのではなく、診療科全体で若い医師を育て上げる体系的な教育プログラムとフィードバック体制を確立しています。

命の最前線で地域を守るという誇りを胸に、確かな技術と温かい心を兼ね備えた救急医を、私たちは組織一丸となって育てていきます。

当科での勤務や研修に興味のある方は、是非お問い合わせください(研修医・専攻医のページ)。

救急医育成に必要な5つの要素

  1. 重症初期対応・集中治療(ICU)の統合的スキル
    • 初療室での蘇生・急性期手技(気道管理、気管挿管、ドレナージ、カテーテル処置等)の習得。
    • ICLS・JATEC・JPTECなどのガイドラインに基づいた標準的治療の実践と、後送病床(ICU/HCU)での全身管理スキル。
  2. トリアージ能力と同時並行管理(マルチタスク)
    • 複数の重症患者が同時に搬送された際の優先順位付けと、チームリソースの最適な配分能力。
  3. 他科・多職種との調整力(コマンダーシップ)
    • 専門医(循環器内科、消化器内科、外科、脳神経外科、整形外科、心臓外科、産婦人科、小児科など)とのタイムリーな連携判断。
    • 看護師・臨床工学技士・診療放射線技師・臨床検査技師・薬剤師・救急隊員とのスムーズなコミュニケーション。
  4. 心理的安全性の確保とメンタルヘルスケア
    • 高ストレスな現場(救命困難例、小児外傷、急変等)でのバーンアウトを防止するデブリーフィング(振り返り)文化の定着。
  5. 学術・マネジメント能力
    • 臨床研究、症例報告、災害医療(DMAT等)、地域救急医療体制の運営に関する知識習得。

理想的な指導体制のフレームワーク

指導医の「個人の熱意」に依存せず、病院全体でシステムとして育てる体制が不可欠です。

項目 指導体制
指導方法 段階的委任(Graduated Autonomy)+屋根瓦方式
フィードバック 定期的なデブリーフィングと振り返り
勉強会・シミュレーション 定期的な勉強会とハイフィデリティ(高機能)シミュレーション
勤務体制 完全シフト制によるオン・オフの明確化

指導体制の具体的アプローチ方法

1. 屋根瓦方式(Graduated Supervision)

  • 指導医、専門医・シニアレジデント、専攻医、初期研修医 の階層型指導体制を構築しています。
  • 上の世代が下を教えることで、指導側の知識再整理と自律的なリーダーシップを育てます。

2. 段階的委任(Graduated Autonomy)

  • 初療のコマンド(リーダー)権限を、専攻医の成熟度に応じて段階的に委任しています。
  • 指導医は「手を出さずに見守る(Over-the-shoulder)」立場を保ち、危険域に達した時のみ介入することで、専攻医の自己効力感と意思決定力を高めます。

3. デブリーフィングと勉強会、臨床シミュレーションの定着

  • Debriefing for Meaningful Learning(DML):高難易度症例や心肺停止事例の終了後、デブリーフィングと多職種による振り返りを実施。「何が上手くいったか」「次にどう改善するか」を非難なしで話し合います。
  • Simulation-based Trauma Team Resuscitation(チームトレーニング):稀な重症症例(多発外傷、重症外傷での開胸蘇生など)は、勉強会や多職種合同のシミュレーション研修で補完します。

4. 勤務環境の整備(持続可能性の確保)

  • 交代制勤務(完全シフト制)を徹底し、オン・オフを明確にします。

タスクシフト(医師事務作業補助者や特定看護師へのタスク移管)を進め、専攻医が臨床と思考、自己学習に集中できる時間を確保しています。

所属医師

苛原 隆之(主任部長 救命救急センター主任部長)

苛原先生の写真

専門分野

  • 救急・集中治療
  • 外傷外科
  • 災害医療
  • 栄養代謝学

免許取得年

  • 平成15年

所属学会

  • 日本救急医学会
  • 日本外科学会
  • 日本集中治療医学会
  • 日本災害医学会
  • 日本臨床救急医学会
  • 日本外科代謝栄養学会
  • 日本外傷学会
  • 日本Acute Care Surgery学会
  • 日本栄養治療学会
  • 日本腹部救急医学会
  • 日本航空医療学会
  • 日本Shock学会

資格

  • 日本救急医学会救急科専門医・指導医
  • 日本集中治療医学会集中治療専門医
  • 日本Acute Care Surgery学会認定外科医・評議員
  • 社会医学系専門医協会専門医
  • 臨床研修指導医
  • JICA国際緊急援助隊医療チーム・救助チーム医療班隊員
  • 日本外科学会外科専門医
  • 日本外傷学会外傷専門医・評議員
  • 日本栄養治療学会認定医・代議員
  • 日本腹部救急医学会腹部救急認定医
  • 日本DMAT隊員・統括DMAT

近藤 圭太(嘱託医師)

近藤圭太の顔写真

専門分野

  • 救急医療
  • 災害医療
  • 循環器一般
  • 内科一般

免許取得年

  • 昭和63年

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本循環器学会
  • 日本災害医学会
  • 日本救急医学会
  • 日本臨床救急医学会

資格

  • 日本救急医学会救急科専門医
  • 日本循環器学会循環器専門医
  • 社会医学系専門医
  • 日本医師会認定産業医
  • 愛知県救急業務高度化推進協議会委員
  • 日本内科学会認定内科医、総合内科専門医、指導医
  • 臨床研修指導医
  • 日本DMAT隊員、統括DMAT
  • 愛知県災害医療コーディネーター

渡邉 栄三(非常勤医師)

勝木 竜介(非常勤医師)

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