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更新日:2022年9月15日

脳神経外科

主任部長 林 重正

脳神経外科主任部長 林重正の顔写真

当院は、愛知県でも指折りの救急搬送受け入れを行っており、脳神経外科には毎年600の入院患者さんがいます。手術症例は年間250例程度です。

研修医の先生方には、救急入院される数多くの脳出血、脳梗塞、くも膜下出血、頭部外傷などの患者さんの診断、初期対応と治療を幅広く経験してもらえます。救急搬送される患者さんの1割程度が脳神経外科が関わる病態と言われており、必要とされる力をしっかりと身につけることができると思います。また、脳神経外科外来には地域のクリニックからも多くの患者さんを紹介頂いており、外来での研修では神経急性期疾患のみならず、神経疾患全般の知識を学ぶことも出来ます。

専攻医の先生は、名古屋大学脳神経外科の研修プログラムに属し、当科では専門医2人(脳神経外科指導医2名・血管内治療専門医1名)と専攻医2人の4名体制に加えて、大学から週3回の外来と当直サポートを受けており、過度な肉体的負担を軽減しつつ、たくさんの手術経験を積む事が可能です。

手術内容も、通常のクリッピング術(術中ICG蛍光血管撮影使用)や脳腫瘍摘出術(全例ナビゲーション使用)、血管内手術(血栓除去、ステント留置、コイル塞栓)に加えて、大型の脳動脈瘤のクリッピング術、もやもや病に対するバイパス術、聴神経腫瘍摘出術、神経血管減圧術(三叉神経痛、顔面痙攣)、下垂体腫瘍摘出術(神経内視鏡下)、脳動静脈奇形摘出術、電気生理学的モニタリング(SEPやMEP)も経験してもらえます。

皆さんが研修に来てくれることを楽しみにしています。

脳神経外科の主なスケジュール

午前

外来

回診

手術

午後

緊急手術

救急対応

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