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更新日:2022年9月15日

メンタルヘルス科

主任部長 関谷 隆宏

当院のメンタルヘルス科(精神科)は現在精神科医師1名、臨床心理士2名、認知症看護認定看護師1名、精神保健福祉士1名他のスタッフが在籍しています。
臨床研修は、市民病院でのメンタルヘルス科研修(総合病院の外来・病棟のコンサルテーションリエゾン)と研修協力病院である近隣精神科病院における入院患者さんの診療との2本立てとなっています。

市民病院では主に、外来初診患者さんの適切な病歴聴取、初期診断、初期治療の実際について学んで頂きます(うつ病、不安障害、睡眠障害などが中心)。また、身体科入院中に起こる様々な精神的合併症(せん妄、(がん患者さんの)抑うつ、自殺企図など)についても経験する機会が豊富にあり、将来精神科を専門とされない先生方にこそ役立つ研修になるのではと考えております。

精神科病院の研修では、主に統合失調症、そううつ病、認知症の入院患者さんを担当して頂きます。精神科病院ならではの、救急対応、またデイケア、訪問看護などコメディカルとの協働治療についても見学していただいています。

当院の研修では、総合病院外来、コンサルテーションリエゾン、精神科入院治療、リハビリテーションと、幅広い精神科臨床領域の大まかな見取り図を掴むことができると思います。

近年の精神科医療に対するニーズの高まりを鑑みるに、医師であれば、その専門性にかかわらず、精神医療分野における一定の知識を備えることが必須と思われます。精神科に関心興味がある方はもちろん、それほどでもない方にとっても、有意義な研修になる事と考えています。

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