情報をお探しですか?
診療時間
ここから本文です。
更新日:2024年11月28日
「あい」がある時を、あなたとつくる
当院は、平成24年3月2日付けで「愛知県がん診療拠点病院」の指定を受けました。
愛知県がん診療拠点病院とは、全国どこでも質の高いがん医療を提供できるよう、診療実績や人員配置などの厚生労働省が定める要件を満たす地域がん診療連携拠点病院に準ずる医療機関として愛知県知事より指定されたものです。
当院では、集学的治療(手術、化学療法、放射線治療)及び緩和ケアを提供する体制を整備しております。また、地域の医療機関等の医療従事者も参加する合同のカンファレンスも開催しており、地域で支えるがん治療を実施しております。
これまでは入院による抗がん剤治療が中心でしたが、副作用の軽減、支持療法の発展により現在は外来での治療が可能となっております。当院では安全性と快適性を備えた外来治療ができるよう、専任の医師、看護師、薬剤師を配置した外来化学療法センターを設置しております。
がんの放射線治療にかかる専門の医師及び放射線技師、専任看護師を配置し、チームによる放射線治療を行っております。がん病巣へ正確に放射線を照射し、健康な組織への照射を極力避けるよう患者さんごとに最善の計画と治療ができる体制を整備しております。
緩和ケアは、がんと診断された時から始められる医療であり、患者さんの「自分らしさ」を尊重したケアを提供するための医療です。がん治療の早期から相談させていただき、がんの痛みなどの身体的苦痛や不安感等を支え、「自分らしく生ききる」ことをサポートします。
当院ではがん相談支援センターを設置しており、がん相談にかかる専門の研修を修了した看護師を中心に、患者さんやご家族からの、がんにかかる治療、副作用、痛み、不安、就労、医療費など、多岐にわたる悩みについて相談を承っております。相談に関して費用はかかりません。
<各種相談>
当院でがんの手術治療を受けられた患者さんに対し、症状が落ち着いた段階で、お近くのかかりつけ医等と連携を開始します。連携後も当院と連携医で患者さんの術後の経過を共有するために作成された一連の書式をがん地域連携パスといいます。がん地域連携パスの運用により、基幹病院への頻繁な通院や、外来での待ち時間から解放されます。また、複数の主治医によるサポートが受けられる長所があります。当院は、がん診療拠点病院として、がん治療を地域で支えるため、がん地域連携パスの運用を推進しております。
当院では、がん治療を行うにあたり、医師とともに次のような専門資格を持つ医療職員(看護師、薬剤師、放射線技師、臨床検査技師等)が患者さんを支えます。
当院では、がん診療拠点病院として、がん診療に関係する部署において、PDCAサイクルの取組みを実践しがん診療の質・安全の向上に取り組んでおります。
B型肝炎再活性化への対策PDCAサイクル(PDF:478KB)
当院では次の研究に参加しています。国が定めた倫理方針に基づき、対象となる患者さんから直接同意を受けない場合があります。この場合は、研究内容の詳細をWebサイトにて公開し、患者さんが拒否できる機会を設けることとされており、このような手法を「オプトアウト」といいます。ご自身のデータが使用されることを望まない方は担当者までお知らせください。
院内がん登録とDPCを使ったQI研究(研究課題名:がん診療均てん化のための臨床情報データベース構築と活用に関する研究)(PDF:189KB)