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更新日:2026年5月21日

熱中症

熱中症とは

熱中症とは、高温多湿な環境に身体が適応できず、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かなくなったりして起こる症状の総称です。室外だけでなく、室内で何もしていないときでも発症することがあり、最悪の場合は生命に関わることもあるため、正しい知識と予防が極めて重要です。

熱中症のサイン(症状の分類)

熱中症は重症度によって4つの段階に分けられます。周囲の人や自分自身の変化にいち早く気づくことがポイントです。

※ アクティブクーリングの方法は、次の「現場でのファーストステップ」に掲載されています。

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現場でのファーストステップ(応急処置の基本:FIRE)

もし熱中症が疑われる人がいた場合、基本となる応急処置は以下の4つです。

F (Fluid):水分の補給

  • 意識がはっきりしている場合は、スポーツドリンクや経口補水液(ORS)で水分と塩分を同時に補給します。
  • 意識が混濁している場合、無理に飲ませると気道に入る(誤嚥)恐れがあるため、口に入れてはいけません。

I (Ice):体の冷却(アクティブクーリング)

  • 衣類を緩め、太い血管が通っている首の後ろ、脇の下、太ももの付け根(股関節)を冷やすと効率よく体温を下げられます。肌に水をかけてうちわ等で仰ぐのも効果的です。

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R (Rest):安静

  • 風通しの良い涼しい日陰や、エアコンが効いた室内へすぐに移動させ、横にさせて休ませます。

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E (Emergency):救急要請

  • 意識がない、呼びかけへの反応がおかしい、自力で水分が摂れない場合は、躊躇せず救急車を呼ぶ必要があります。

基本的な予防と対策

熱中症は、事前の対策で防ぐことができる病気です。

適切に水分を補給

  • こまめな水分・塩分補給
  • 喉が渇く前に、定期的(1時間に1回など)に水分を摂る。
  • 大量に汗をかいたときは、スポーツドリンクや経口補水液などで塩分も一緒に補給する。

室内の環境調整

  • エアコンや扇風機をためらわずに使用し、室温を適切に保つ(目安:室温28℃以下)。
  • 遮光カーテンやすだれを活用して直射日光を遮る。

衣服の工夫と日よけ

  • 通気性の良い、吸水・速乾性のある衣服を選ぶ。
  • 外出時は帽子や日傘を使用し、できるだけ日陰を歩く。

暑さに体を慣らす(暑熱順化)

本格的な暑さが来る前に、適度な運動や入浴で汗をかく練習をし、体を暑さに慣れさせておく。

注意が必要なサイン

「自力で水分が飲めない」「意識が朦朧としている」「声をかけても反応がおかしい」といった場合は、躊躇せずすぐに救急車を要請してください。

 

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