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更新日:2018年12月10日

循環器内科の診療内容と主な対象疾患

循環器病床は、一般病床の他に、集中治療室(ICU・CCU)を有し、重症患者受け入れ要請に柔軟に対応することができます。設備面では、心臓超音波検査、運動負荷心電図検査、冠動脈CT、負荷心筋シンチ検査、心臓MRIなどの非侵襲的検査から、心臓カテーテル検査、心臓内電気生理学的検査などの侵襲的検査を積極的に行っています。バイプレーン血管撮影装置2基(1台は心臓専用)を設置しています。

虚血性心疾患に対するPCI

再狭窄の減少に寄与できる薬剤溶出性ステントの留置が主流であり、血管内超音波(IVUS)や光干渉断層法(OCT)、血流予備量比(FFR)などを用いることにより、さらなる再狭窄の減少・成績向上に努めています。

不整脈

徐脈性不整脈に対するペースメーカ移植術を、心房細動(細動)などの頻脈性不整脈に対してはカテーテルアブレーション(不整脈発生部位を治療する高周波アブレーション)による完治を追及しています。発作性心房細動に対しては、2017年10月より、従来の高周波アブレーションに加え、冷凍凝固するクライオアブレーションを開始しています。

心不全

近年、高齢化社会の到来とともに、心不全入院患者数が増加しています。心不全は重症度や基盤疾患などにより治療方法や入院期間が異なりますが、死亡率や再入院率が高いことが問題であります。少しでも早く自覚症状を取り、生活の質を低下させないよう、さらには予後の改善を目指した治療を行っています。また、ひとりの患者さんが保有している併存疾患の数が年々増加しており、高血圧症や糖尿病などの慢性疾患の管理が重要となっています。

心臓リハビリテーション

心筋梗塞や心不全など心臓に病気をかかえた患者さんが、より質の高い社会復帰や病気の再発・悪化予防を目指して行うリハビリテーションのことです。運動療法を含んだリハビリテーションは、心筋梗塞の再発予防に有用であり、予後を改善することが報告されています。また、高血圧、糖尿病、肥満、脂質異常症など動脈硬化の危険因子を改善します。

急性心筋梗塞の患者さんでは、急性期から個別的な処方に基づいた運動療法を開始し、徐々に活動量を増やしていきます。退院後も可及的に外来通院で心臓リハビリテーションを継続していただきます。心肺運動負荷試験を行うことができる患者さんでは、ひとりひとりに合った運動の強度を設定して、具体的な運動処方を行います。3か月後、6か月後に負荷試験を反復して行うことにより、運動処方内容を更新します。当院では心臓リハビリテーション指導士が2名常勤しています。

地域医療への貢献

  • かかりつけ医などから紹介された患者さんは、循環器内科専門医による紹介外来にて待ち時間少なく診療致します。治療により病状安定後は、紹介元の先生に再び通院し、密接に連携しながら質の高い慢性疾患のフォローアップを行います。
  • 地域連携の研究会・講演会を通じて、地域の先生方と“顔のみえる”フレキシブルな連携を行います。
  • 急性冠症候群、心不全の患者さんでは、地域の先生方の協力を得て作成しました地域連携パスを用いて、ひとりの患者さんを地域というチームで支えていく診療体制を目指します。

臨床研究

当科は、目の前の患者さんの診療を行うだけでなく、常に効果的な医療を提供し続けるために、臨床研究にも積極的に取り組んでいます。実際の臨床経験から得られた新しい知見や情報を国内外の学会で発表するとともに、学術雑誌に報告しております。

循環器内科業績

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