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更新日:2026年5月22日

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎とは

アレルギー性鼻炎は、本来は体に害のない花粉やハウスダストなどに対して、免疫機能が過剰に反応してしまうことで起こります。

3大症状

  1. くしゃみ:異物を外に追い出そうとする反応。
  2. 鼻水:異物を洗い流そうとする反応。
  3. 鼻づまり:鼻の粘膜が腫れて空気の通り道が狭くなる状態。 ※これらに加えて、目のかゆみや充血を伴うことも多いです。

原因(アレルゲン)の種類

  • 季節性(花粉症):スギ(春)、ヒノキ(春〜初夏)、イネ科(初夏)、ブタクサ・ヨモギ(秋)など。
  • 通年性:ハウスダスト、ダニ、ペットの毛、カビなど。

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一般的な治療・対策法

回避と除去(セルフケア)

  • 外出時:マスクやメガネを着用し、表面がツルツルした素材の服を選ぶ。
  • 帰宅時:玄関前で花粉を払い、手洗い・うがい・洗顔をする。
  • 室内:こまめな掃除、空気清浄機の活用、布団を外に干さない(干す場合は掃除機をかける)。

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薬物療法

  • 抗ヒスタミン薬:くしゃみ、鼻水を抑える(最近は眠気の少ないタイプが主流です)。
  • 鼻噴霧用ステロイド薬:鼻の粘膜の炎症を直接抑える。
  • 点眼薬:目のかゆみが強い場合に併用。

根本的な治療・手術

  • 舌下免疫療法:アレルゲンを少量ずつ体に取り入れ、体を慣らしていく治療(数年単位の継続が必要ですが、高い効果が期待できます)。
  • レーザー治療:アレルギー性鼻炎に対する治療は、薬物治療をはじめいくつかありますが、近年レーザーを使用した治療が注目されています。くしゃみ、鼻水、鼻づまりといったアレルギー性鼻炎の症状は、アレルギーの原因物質(抗原)が、鼻内に入り鼻粘膜を刺激することでおこるといわれています。この粘膜をレーザーで蒸散、凝固することによりアレルギー反応の場である粘膜の反応性、過敏性を低下させることができます。この治療は特に鼻づまりに対しての効果が高いと言われています。その効果は、個人差がありますが約2~3年持続するといわれています。

(当院でのレーザーによる治療方法)

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鼻腔からレーザーを発するカテーテルを挿入して下鼻甲介粘膜を焼灼します。メスなどで皮膚を切開したりはしません。1か月に一度のペースで3回行う方法を予定しております。一度に強くレーザーで治療した場合、鼻内にかさぶたがつき日常生活の妨げになることがあるからです。3回に分けて治療することにより術後の出血、痂皮(かさぶた)を予防することができます。花粉症のひどい方も適応がありますので一度ご相談ください。

レーザー治療の手順

  1. 最初に外来の診察を受け、手術の予約をします。当院では原則的に木曜日の午後に行っています。
  2. レーザーを行う1週間前に初回手術前の検査として感染症の検査をします。この検査には、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、エイズの検査が含まれます。
  3. 手術は外来で行います。鼻の中に麻酔のガーゼを入れた後、鼻の粘膜をレーザーで蒸散、凝固します。レーザー治療を行うのは鼻の中の下鼻甲介の部分だけであり、5分程度で終了します。痛みはほとんどありません。
  4. 手術終了後、鼻のネブライザーをして1週間後の予約を取り終了です。一般にレーザー治療の後、2~3日鼻水が増えるため鼻水を押さえる薬を処方いたします。

レーザー治療の費用

一回のレーザーにかかる費用は3割負担で約10,000円ぐらいですが、処方する薬剤により少し変わります。

アレルギー性鼻炎で注意すること

放置すると集中力の低下や睡眠不足の原因にもなります。特に「鼻づまり」がひどい場合は、市販薬だけでなく耳鼻咽喉科を受診し、自分に合った処方を受けるのがスムーズな改善への近道です。

 

 

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