令和3年度春日井市民病院事業評価委員会議事録

開催日時

令和3年10月7日（木曜日）午後3時～午後3時45分

開催場所

春日井市民病院3階講堂

出席者

【会長】
春日井市薬剤師会	会長	林　きよみ
【副会長】
春日井市老人クラブ連合会	会長	稲垣　一義
【委員】
春日井市子ども会育成連絡協議会	名誉会長	小出　修
春日井市医師会	理事	福井　隆介
春日井市婦人会協議会	副会長	横井　広美
税理士		安藤　宣貴
春日井市健康福祉部	部長	山口　剛典
【事務局】
春日井市民病院	院長	成瀬　友彦
	看護局長	根岸　かほり
	事務局長	小久保　健二
	管理課長	橋本　健
	医事課長	加藤　純也
	管理課長補佐	中村　秀和
	管理課長補佐	河村　雅哉
	医事課長補佐	越　統靖
	医療連携室長補佐	髙村　健次
	管理課主査	亀谷　信義

傍聴者

なし

議題

1. 令和2年度第2次春日井市民病院中期経営計画［改定版］の事業報告について
2. その他

会議資料

資料1 春日井市民病院事業評価委員会名簿（PDF：53KB）
資料2 春日井市民病院事業評価委員会規則（PDF：89KB）
資料3 令和2年度第2次春日井市民病院中期経営計画事業報告書（PDF：929KB）

議事内容

議事内容（PDF：162KB）

点検・評価結果

点検・評価結果

令和2年度においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対し、第二種感染症指定医療機関として、コロナ患者を積極的に受け入れるとともに、次の取組みを進め、医療の質の向上を図った。

施設設備面においては、医療の高度化や多様化する医療需要に対応するとともに、より安全な医療を提供するため、令和4年度の開設を目指して、手術台と血管撮影装置を組み合わせたハイブリッド手術室や、内視鏡センター、アレルギーセンターを備えた新棟の増築について、当年度は実施設計を完了し建築工事に着手した。

さらに、心臓外科医の赴任に合わせて、心臓外科手術に必要な人工心肺装置などを更新するとともに、検体搬送システムなどの医療機器を導入し、安全で安心な医療の提供に努めたほか、円滑な会計処理のための自動精算機や、来院者に快適に過ごしていただくための無線LAN接続サービスを導入し、患者満足度の向上に努めた。

経営面においては、患者数の大幅な減少に伴い入院・外来収益等が前年度を大きく下回り、平成21年度以来11年ぶりの経常赤字となった。数値目標については、入院患者一人1日当たり診療収入65,939円（計画比＋6,739円）、紹介率80.9％（計画比＋12.9ポイント）、逆紹介率105.4％（計画比＋35.4ポイント）などの項目において目標を達成した一方で、経常収支比率98.6％（計画比-2.4ポイント）、一般病床の延入院患者数 149,214人（計画比-28,086人）など一部で達成することができなかった項目が見られた。

以上のとおり、計画で定めた3つの取組方針のもと具体的取組みが実施されたものの、新型コロナウイルス感染症の影響により、患者数は大きく減少し、厳しい経営状況となった。

意見及び要望事項

1. 災害時における医師会、歯科医師会、薬剤師会との情報共有・連絡体制の構築に努めるとともに、院内においても情報共有体制の構築と訓練に取り組んでいただきたい。
2. 院内Wi-Fiが整備されていることで、コロナ禍における面会制限時でも、オンライン面会を実施するなど患者、面会者の利便性・快適性に配慮できている。今後も患者の療養環境の向上に努めていただきたい。

お問い合わせ

市民病院管理課
電話:0568-57-0057（代表）