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更新日:2023年8月16日

気管支喘息

呼吸をするときの空気の通り道(気道)にアレルギーの炎症があるため、さまざまな原因に対し過敏に反応して気道が狭くなり、呼吸が苦しくなったり、咳がひどくなったり、呼吸をするときにヒューヒューと音がする病気です。
苦しくなっている発作状態をよくする急性期の治療だけでなく、気道のアレルギーの炎症をしずめるための長期管理薬の服用を続けることが大切です。小児では重症度だけでなく、年齢に合わせて吸入薬の種類を変更したり、スパイロメーターという肺機能検査による評価をしたりする必要があります。当外来では、看護師や薬剤師による吸入指導も行なっており、患者さんに合った方法で治療を続けられるように配慮しています。また従来の治療ではうまくコントロールできない重症の喘息患者さんに対して、生物学的製剤という新しい薬も導入しています。

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