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更新日:2024年12月5日
肥満症の薬物療法については、前述した通り注意すべき点
(※薬物療法の使用条件などの詳細はこちらのボタン)を参照ください。
薬物療法は、内科的治療における基本の3本柱があってこそ、効果が発揮されます。
管理栄養士、看護師をはじめ、場合によっては公認心理士や理学療法士など多職種のチームで関わりながら、安全に期待する減量が進むようサポートします。
手術後2日目から液体状の食事を始め2週間続けます。
3週目からはゼリーやプリン状の軟らかい食事が始まります。
5週目からおよそ通常の硬さの食事が食べられるようになります。
患者さんによっては多少前後する場合もあります。
傷は小さく痛みが少ないので早く回復します。
手術後約5日で退院でき、2週間程度で日常動作はほぼ問題なくできます。
人によって仕事の内容、時間、運動量などが異なりますので、主治医や職場と相談しながら仕事復帰していきます。
手術と約1週間の入院で医療費は約120万円です。
しかし、保険診療(3割負担)で約40万円になり、高額療養費制度の利用をすると、最終的な自己負担額は10万円程度となります。
(ただし所得により異なる、食事代・差額ベッド代は別途)
当院は2017年から手術を行っており、2022年には全国でも23施設、愛知県には3施設しかない日本肥満症治療学会の手術治療認定施設です。
この認定を受けるには手術の質、患者さんへの支援、チーム医療などの厳しい条件を満たす必要があり、患者さんは安心して手術を受けられます。
手術だけでは減量効果が持続しません。
術前から生活習慣の改善を行うことが成功の秘訣です。
当院では術前からチームで支援し、少なくとも術後5年間のフォローアップをしています。
肥満女性は妊娠しづらく、流産や妊娠・出産時のリスクが高くなるといわれているため、妊娠前に減量しておくことをお勧めします。
手術をした場合は、栄養摂取の面から術後1年が経過するまでは避妊をしていただきます。
お悩みの方は、一度当院でご相談ください。
手術をより良いものにするためには、家族や周囲のサポートが役立ちます。
まずは手術や減量治療についてよく知っていただきたいと思います。
私たちウェイトマネジメントチームと一緒に支えていきましょう。