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更新日:2022年7月15日

減量・代謝改善手術とは?

「腹腔鏡下スリーブ状胃切除術」という、胃を切って小さくする手術です。

この手術は、お腹に5、6か所の穴をあけて行う腹腔鏡手術です。下図のように、胃を切ってバナナのような形に細くします。入院は1週間ほどで、開腹手術に比べて傷は小さく回復は早いです。

胃を手術でバナナ状に切除する模式図

体重減少と糖尿病の改善効果があります。

手術を受けた患者さんの体重の推移

手術後は、食べる量が少なくても満腹感が得られるため、適切な食事量が維持でき、初診時から手術後12か月で約25%減量できます。

手術を実施すると、体重は初診時110kgだったが1年後には81kgと約25%減少する体重の推移を表したグラフ。

当院で手術を受けた20症例の実績

代謝が良くなることで、糖尿病の寛解(薬を服用しなくても血糖値が安定した状態)が期待できます。
その後も継続した生活習慣の改善が必要となりますが、多職種の医療チームがサポートします。

56%が寛解し、44%が改善。

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