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更新日:2026年9月7日
ぬくもりと先進医療が調和する、内視鏡センターです。病気を見つける場所から、安心と健康を育む場所へ――。 新しく生まれ変わった内視鏡センターは、「高度な医療」と「患者さんへの優しさ」を最高の形で融合させた空間です。
心身ともに負担の少ない、これからの時代の内視鏡検査を、温かみのあるこだわりとともにご紹介します。
内視鏡センターの入り口を開けた瞬間、パッと目の前が広がるような明るいエントランス。その先に広がる待合室は、検査への不安をできるだけ少なくするように明るい空間になっています。

ここは大腸カメラの前処置として、下剤(ニフレック等)をお飲みいただく専用のお部屋です。
経験のある方や若い方はご自宅で1〜2Lの下剤を飲んでからご来院されることもありますが、初めての方やご高齢の方、特に人工肛門(ストーマ)をお持ちの方などは、前処置だけでもご不安が大きいことと思います。
当センターでは専属の看護師を配置し、見守りの中で安心して前処置を行えるよう配慮しております。また、下剤の服用に伴いこまめにトイレへ行く必要があるため、プライバシーに配慮して男女別のお部屋および専用トイレをご用意しています。

確実な診断と治療のため、当センターではオリンパス社製の最新内視鏡システムを導入しています。高画質かつ詳細な観察が可能な機器を取り揃え、質の高い医療を提供いたします。

当センターの内視鏡室では、ブルーライト(特殊照明)を採用しています。
生体内を観察する内視鏡モニターは赤色調が基本となるため、室内を対照色であるブルーにすることでモニター画面が見やすくなり、微細な病変の発見・視認性の向上につながります。
また、赤い画面を見続けることによる執刀医の心理的ストレスを軽減し、落ち着いて施術に集中できる効果も期待されています。ブルーライト照明は首都圏の先進的な医療機関でも広がりを見せていますが、当院でも東海地区の基幹病院としていち早く導入いたしました。

当センターには通常の内視鏡室が2室、そして放射線透視機器を備えた内視鏡透視室が1室あります。
一般的に内視鏡で消化管の内部を観察する際は、管腔を広げるために空気を送ります。しかし通常の空気(窒素約8割・酸素約2割)は消化管から吸収されにくく、検査後にお腹の張りや苦しさが残ることがあります。
そこで当センターでは、空気の代わりに「二酸化炭素(CO₂)」を使用しています。CO₂は消化管粘膜から速やかに吸収される性質があるため、お腹の中にガスが溜まりにくく、検査後の不快感を大幅に軽減することができます。

放射線透視機器を備えた内視鏡透視室には、最新鋭の装置を設置するとともに、将来の医療ニーズにも備えています。
強力な強制換気システムにより部屋を「陰圧」に保つことができ、感染症対策として患者さんと医療従事者の双方を守る構造となっています。
さらに、200Vの電源設備を完備しており、レーザー治療機器をはじめとした高度な内視鏡治療にも対応可能です。

多くの方が気にされるのは、検査の辛さに影響する「スコープ(カメラ)の太さ」だと思います。
経口内視鏡(口から):太さ 約8〜10mm(大人の小指程度)
経鼻内視鏡(鼻から):太さ 鉛筆より少し細い程度
カプセル内視鏡(特殊検査):内服薬より一回り大きいサイズ

経鼻内視鏡と経口内視鏡では、画質や行える処置・治療の範囲に違いがあります。
「胃に強い痛みがある」「人間ドックで要精密検査と指摘された」という方には、詳細な観察や精密な検査が可能な「経口内視鏡」をおすすめすることがあります。ご自身の症状やご希望に合わせて、担当医とご相談の上お選びいただけます。