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更新日:2024年9月6日
A.歯科医師としての基本的価値観 (プロフェッショナリズム)の習得 |
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B.資質・能力の習得 |
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C.基本的診療業務の習得 |
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D.医科における研修 |
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1年目 | 歯科口腔外科 7ヶ月/耳鼻咽喉科 1ヶ月/皮膚科 1ヶ月/内科系 1ヶ月/選択科 2ヶ月 |
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2年目 | 歯科口腔外科 6ヶ月/麻酔科 4ヶ月/選択科 2ヶ月 |
歯科口腔外科主任部長 堀部 宏茂
当科は、口を含んだ顔、顎、頸部にかけての炎症、外傷、腫瘍などの病気の診断及び治療を行っています。
虫歯や入れ歯などの単純な歯科的な疾患は、原則として当科では扱っていません。
当科のもっとも得意とするところは、口腔がんの治療です。口腔がんに対しては、従来から行われているような手術切除による治療ではなく、切らないでがんを治す方法を得意としています。
具体的にはIVRの技術を応用することで、抗がん剤を目的の動脈だけに投与する超選択的動注療法と、さらにそれに血流改変術を併用することでより抗がん剤の効果を高めており、かなり進展した口腔がん症例でも手術を回避できるほどの効果が得られています。この治療を行える施設は、日本でも他にはあまりありません。
インプラント治療に関しては、当科でのインプラントの埋め込みはもちろんのこと、他院でのインプラント治療のためのCT診断や、骨移植術やサイナスリフト手術なども行っています。
救急に対しては常時待機制をとり、顎顔面の外傷や炎症などの急性疾患に対応しています。