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更新日:2022年5月27日
地域住民の方が安心して生活できるように「困ったときに頼りになる病院作り」を目指して、充実した救急医療の提供や地域医療機関との密接な連携を行ってきました。
更に地域に根差し理想の医療を提供できる病院になるように、新棟を建設して1階に内視鏡検査・治療室、2階に尾張地区初となる小児アレルギーセンター、スキンケア外来、3階にハイブリット手術室を拡充いたしました。
今後も地域の皆さんのご要望にお応えできる病院作りを進めてまいります。
春日井市民病院長 成瀬 友彦
確かな医療技術で活きる最新の内視鏡設備を完備
内視鏡センター主任部長 高田 博樹
消化器内科には、消化器の各臓器を専門に診療する医師が10名以上在籍しています。外科とも連携して幅広い治療や検査を行っています。近年、患者さんへの負担が少ない内視鏡による検査・治療は非常に多くなり、さらに高度な診断・治療ができるように新しい内視鏡室が第2診療棟に完成しました。さらに中央換気システムを導入して感染症へも配慮しています。また、最新の内視鏡機器だけでなく、病変が確認しやすい青色LEDの照明も導入しています。
一人一人の症状に合わせたきめ細やかなアレルギー診療
小児アレルギーセンター主任部長 小林 貴江
小児アレルギー外来はアレルギー専門医3名と、食物アレルギー・スキンケアなどの専門の知識を修得した看護師、そして管理栄養士がチームとして一丸となり診療を行っています。食物アレルギーの予防・治療に適切な食事指導の経験も豊富で、生後早期からのスキンケア指導、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性鼻炎の治療も行っています。小児アレルギーセンターには、経口負荷試験室、栄養指導室、スキンケア指導室などが設置され、様々なアレルギー疾患のあるお子様に対応が可能となります。
スキンケアでバリア機能を高めて、健康で美しい肌に
皮膚科主任部長 古橋 卓也
「スキンケア外来」では、アトピー性皮膚炎などの治療の過程で蓄積された色素沈着、苔癬化(たいせんか)し厚くなった皮膚、深く刻まれたしわなどのダメージを受けてしまった肌を、より強く健やかに保つための空間です。スキンケアでバリアを高めて、健康で美しく。「アトピー性皮膚炎専門外来」としてスタートし、お困りの皆さまに少しずつ提供できることを増やしていきます。
患者さんの負担が少ない血管治療の最前線
血管外科主任部長 玉井 宏明
腹部大動脈瘤や閉塞性動脈硬化症は、患者さんへの負担が少ないカテーテル治療が主流になっていますが、病変の状況により外科的手術が必要になる場合もあります。必要に応じて二度に分けていたカテーテル治療と外科的治療の長所を組み合わせて同時に行えるのが、ハイブリッド手術です。ハイブリッド手術室によって手術が一度になるため、患者さんの負担を軽減することもでき、安全で効果的に行えます。