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更新日:2026年6月11日

人工関節手術支援システムMako(メイコー)

Makoによる手術は、「デジタルの目(ナビゲーション)」と「ロボットの腕」によって、より安全で、よりあなたに最適な関節を取り戻すための選択肢です。

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Makoで極まる人工関節置換術

人工関節置換術とは怪我や病気により傷んだ関節や変形した関節の表面を取り除いて、人工関節に置き換える手術です。保存的加療(関節内注射、装具療法、理学療法)などの治療では十分な効果・改善が得られなかった場合に検討され、関節の痛みの原因となるものを取り除くので、他の治療法と比べると「痛みを取る」効果が大きいのが特徴です。その中で膝や股関節の人工関節置換術に用いられる手術支援システムがMakoです。

Makoを使用して行える手術には、人工股関節全置換術(THA)、人工膝関節全置換術(TKA)、人工膝関節単顆置換術(UKA、PKA)があります。

人工関節置換術で痛みのない歩行を取り戻す喜び

Makoによる人工関節置換術:3つの大きなメリット

Mako(メイコー)は、ロボットの精密な動きで手術をサポートする先進テクノロジーです。従来の「痛みを取り除く」効果に加え、さらなる「安全・正確・長持ち」を実現します。

1. 「オーダーメイド」の精密な計画

手術前にCT撮影を行い、患者さん一人ひとりの関節の形に合わせた3次元の治療計画を作成し、最適なサイズと位置を事前に決定するため、体にぴったりフィットする人工関節を選べます。

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2. 「ロボットの腕」による安全な手術

医師が「ロボティックアーム(機械の腕)」を操作して骨を削ります。計画外の動き(大切な血管や神経、筋肉に触れそうな場合)を検知すると自動でストップする仕組みです。周囲の組織を傷つけず、最小限の負担で正確に骨を切除できるため、合併症のリスクを抑えられます。

3. 「理想的な動き」と「長持ち」の両立

手術中もリアルタイムで関節のバランス(O脚・X脚の矯正など)を確認し、微調整を行います。そのため、 スムーズな歩行が可能になり、人工関節自体も摩耗しにくく長持ちすることが期待できます。

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広がる手術後の楽しみ

手術後は痛みが劇的に改善し、生活の質が向上します。 ウォーキング、水泳、ゴルフ、サイクリング、ハイキングなど、体に負担の少ないスポーツを再び楽しむといった、アクティブな生活を取り戻すことができます。

手術決定から退院まで

手術決定から退院

医師からのメッセージ

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 近年は人工関節の機能向上、手術方法の改良も相まって、以前よりも長期間の安定した手術成績が期待できるようになりました。手術支援ロボットはその大きな要因となっています。人工関節を専門とする整形外科医が目指すところは、患者さんが普段、生活の中で人工関節の手術をうけたことを忘れ、気にせず生活することができる関節の状態を得ることです。すなわち「Forgotten Joint:人工関節であることを忘れてしまう状態」です。整形外科手術支援ロボットの代表格であるMako system導入は目標達成のための大きな一助となります。今回導入した手術支援ロボットなどハード面での整備のみならず、同時に治療に携わる看護師、リハビリスタッフなどとソフト面でも病院職員一丸となってより良い治療を提供できるよう努めています。

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 当院の人工膝関節手術においては、術後の痛みをできるだけ少なくし、早期の回復を目指す「ERAS」という手術後の合併症を減らし、早く日常生活に戻る治療を実践しています。麻酔・手術方法や術後のケアなど様々な方法により、痛みで手術の翌日に動けないといった方はほとんどおらず、手術の翌日から歩行リハビリが始められます。退院の目安は、自分一人で歩いて身の回りのことができるようになり、自宅での生活に自信を持てるようになってからになります。多くの方が術後10日前後で、自宅退院されています。Makoは、患者さん一人ひとりに合わせた手術計画を立て、それをもとにロボットアームが医師の動きをサポートすることで、必要最小限の骨切りと正確な人工関節の設置を可能にします。これにより、術後の痛みや腫れが軽減され、関節の寿命が延びることも期待されています。

 

 

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