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更新日:2026年8月6日

臨床工学技術室の業務

業務内容

血液浄化業務、呼吸治療業務、手術室業務、人工心肺業務、集中治療業務、不整脈業務、医療機器管理業務など病院全体の医療機器・生命維持管理装置の安全性の確保と有効性の維持に努めています。
また、心血管カテーテル検査業務、消化器内視鏡検査、血管内カテーテル治療検査、スコープオペレーター、手術介助業務など各診療科のニーズに合わせた医師診療支援業務にも取り組んでおり、医師のタスクシフト・タスクシェア推進にも貢献しています。
臨床工学技士も当直体制をとっており、365日24時間医療の安全に貢献しています。
また、臨床工学技士内で業務を固定することなくローテーションするとともに、カリキュラムに沿った新人教育や臨床工学技士養成校の学生実習指導にも力を入れています。

血液浄化業務

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体内に貯まった老廃物などを排泄あるいは代謝する機能が働かなくなった場合に行う血液浄化療法の操作を行います。血液透析以外にも特殊血液浄化(PE、DFPP、GCAP、LDL吸着など)、腹水濾過濃縮再静注なども担当しています。
在宅血液透析も行っており、現在8名の方がご自宅で透析を行っています。在宅透析に向けた患者教育や、その後も安心してご自宅で透析できるようサポート体制も整えています。
さらにシャント手術の直接介助業務、地域医療ネットワークを用いた情報提供、腹膜透析(CAPD)の管理、腎臓病患者さん向けの腎臓病教室の開催などにも取り組んでいます。

呼吸治療業務

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人工呼吸器が安全に使用されているか、異常がないかを確認します。また人工呼吸器のメンテナンス、管理等も行っています。多職種への勉強会も随時開催しています。
RST(Respiration Support Team)の一員として医師、看護師、理学療法士と共に院内ラウンドを行い人工呼吸器の安全や適正使用を評価し、臨床の現場で人工呼吸器の早期離脱を目指しています。

手術室業務

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手術室には手術支援ロボット、自己血回収装置、ナビゲーションシステム、内視鏡手術装置など大小合わせて数多くの医療機器が存在します。手術が円滑かつ安全に行われるように医療機器の操作や事前の管理を行います。また手術機器を安全に使用できるための点検業務を行っています。

スコープオペレーター業務

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2023年度から医師のタスクシフトとしてスコープオペレーター業務に参入しました。
外科手術全体の約45%を腹腔鏡下で行っており、腹腔鏡下で行う手術は増加傾向にあります。そこで腹腔鏡外科手術のカメラ保持および視野確保のための操作を行っています。臨床工学技士が担うことにより医師や手術室の業務負担を軽減しています。

ロボット支援手術業務

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2024年度、公立病院では西日本で初となる手術支援ロボット『Hugo RAS』を導入しました。
ロボット支援手術(Hugo)とは、外科医がメスを握って行う手術でなく、コントローラーを使用して4つのロボットアームを操作し手術します。数多くのロボット支援手術が保険適用となり手術件数が増加しています。
ロボット支援手術での臨床工学技士の仕事は、機器の設置や配置の準備とケーブル保護、配線接続や録画装置、電気メスなどのシステム接続などロボット手術全体のシステム運用に携わり、機器を常に質の高い状態に維持します。その他にも患者とロボットのドッキング、術中の映像記録管理なども行っています。このように、医師のみならず臨床工学技士や看護師はロボット支援手術に必須であり、新しい術式に合わせた手術室の配置やマニュアルの作成を行い、医師や看護師と厳密に連携し、安全かつ円滑な手術が行われるよう業務支援しています。

人工心肺業務

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心臓外科チームの一員として心臓外科医、麻酔科医、看護師と連携を取りながら、術前には心臓外科のチームカンファレンスで情報共有を図り、安全に手術ができるように取り組んでいます。術中には人工心肺装置をはじめとした各医療機器の操作や患者さんの循環の管理を行います。

集中治療業務

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集中治療室(ICU)で人工呼吸器や持続的血液浄化装置、補助循環装置(IABP、PCPS)などの生命維持管理装置の操作や管理を行います。
早期離床を目指すチームに麻酔科医、看護師、理学療法士と共に臨床工学技士も参加しています。

心血管カテーテル業務

ce_kate心筋梗塞などの心臓病に対して、イメージングデバイスやロータブレーターなどを用いた診断や治療の介助をおこなっています。不整脈に対するアブレーション治療においても治療の介助や各種機器の操作を担当しています。

ペースメーカー業務

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不整脈に苦しむ患者さんにはペースメーカー、埋め込み型除細動器(ICD)といった機器を体に埋め込む手術を行います。ペースメーカープログラマーを医師の指示のもとに設定し、適正に作動しているか管理します。

消化器内視鏡業務

食道・胃・大腸の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の助手業務に対応しています。
さらに内視鏡で使用するファイバースコープの使用状況の調査から適正保有台数の根拠の提示と更新計画の立案などにも取り組んでいます。

血管内カテーテル治療業務

脳神経外科や血管外科領域のCE_EIカテーテル治療の直接介助の診療支援業務に対応しています。従来の血管撮影室業務に加え令和4年度に新設されたハイブリット手室のei3業務でも活躍しています。

医療機器管理業務

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当院では輸液ポンプ、シリンジポンプ、人工呼吸器、AED、持続吸引装置など約1万台の各種医療機器があります。それら各種医療機器を安全に使用できるようにまた、機器の性能が維持できるように保守・点検を行います。また医療機器を一括管理し、効率的で適正な運用ができるようにしています。

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