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更新日:2024年8月16日

伝統の屋根瓦方式(専攻医)

専攻医メッセージ

整形外科 H.I 医師

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春日井市民病院を研修先に選んだ理由

一番の決め手は「経験できる症例の多さ」でした。ご存じの方も多いとは思いますが、当院は一人当たりが救急で経験できる症例の数が県内でトップクラスです。将来各々が専門科に行く過程で、2年間で多くの症例を経験できるというのは医師の人生において最高の経験になると考えていました。また、同じような志を持った先輩方も多く、明るい先生が非常に多い印象を持ちました。研修医1年目が仕事をして2年目はのんびりしていることが多い病院の話もよく聞きますが、当院では代々そのようなことはなく皆で協力して仕事を分担するようにしています。

当院での研修を終えて

当院での研修で良かったところを全て挙げるときりがないので、どうしても伝えたい2点だけ書かせていただきます。まず1つ目は「上級医への相談のしやすさ」です。研修において、実際に経験した症例へのレスポンスは自分の成長に最も重要だと思います。外の病院から来た先生方が口をそろえて言っているのをよく耳にしますが、当院の上級医は優し過ぎます。学生の頃はあまり想像が出来ないと思いますが、研修医になってまず一番困るのが各科へのコンサルトです。他院だとコンサルトで怒られるのは日常茶飯事で、上級医への相談が怖い、というような話をよく耳にします。当院では、病院として研修医が相談しやすい環境作りが徹底されており、怒られるどころか相談後も次につながる指導をしてくれる先生が非常に多い印象があります。2つ目はやはり「経験した症例の多さ」です。学生さんからすると「春日井は忙しい」という印象が強いと思います。もちろん否定はしません。しかし自分が本当に大変だと感じていたのは1年目の前半くらいまでです。どこの病院に行っても、1年目の初めが辛いのは同じです。しかし、半年もするとほとんどのcommon diseaseを経験し終えることができ、1年も経つとどんな症例が来ても困らないほどの自信がつきます。また、各科のローテートに関しても自分で積極的に参加すればどんなことでも経験させて貰えます。見学に来てもらえればわかると思いますが、病院長を筆頭にどの科をとっても雰囲気の良い病院はかなりレアなのではないでしょうか。

最後に

また、噂では当院は「当直回数が月10回以上」等の情報もありますが、現在は一切そのようなことはありません。我々が研修をしていたころは確かにそのような時期もありました。しかし、病院としての取り組みにより現在研修医の待遇が非常に良くなっており、日当直を合わせても月5から7回程度で抑えられるようになっています。また、救急の引継ぎ制度も確立されており、定時に仕事を終えることができるため、メリハリのある研修生活が過ごせると思います。

呼吸器内科 C.O 医師

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2年間の初期研修期間、救急外来で様々な症例を経験しました。楽しいだけではなく、重症な症例にあたったり、時には失敗することなどもありましたが、同期で励ましあったり、上級医・周囲のコメディカルスタッフに支えられて、とても貴重な2年間になったと思います。内科を専攻してからも、各科をローテートしながら、豊富な症例を経験することができます。上級医の先生も優しく、丁寧に指導してくださり、毎日があっという間に過ぎていきますが、とても充実しています。病院選びはとても迷うと思いますが、病院の雰囲気が合っているかが重要だと思います。興味をお持ちでしたら、実際に是非一度病院見学にお越し頂ければと思います。

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