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更新日:2023年6月1日

院長挨拶

成瀬院長の顔写真
春日井市民病院のホームページにお立ち寄り頂きまして有難うございます。
当院は昭和26年内科・外科の2科を有する42床の病院として開設されました。平成10年22科552床の地域基幹病院として、現在の鷹来町に新築移転され今日に至ります。

さてこの5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、街中に活気が戻ってきていることを肌で感じています。一方病院は、免疫力の低下した方や抵抗力の弱い方もおみえですので、面会などにいまだ制限をつけていますが、これも市内の感染状況を確認しながら順次元の状態に復帰させていきたいと考えております。しばらくご不便をおかけいたしますが、ご理解ください。そして遅くとも今年度中にはコロナ禍の終焉が予想され、その際には本来市民病院が果たすべき医療をとり戻し、さらに前進させていきたいと考えています。

現在当院は様々な新しい取り組みを計画していますので、その一部を紹介します。

まずこの夏、愛知県での導入が3施設目となる最新型MRIを購入しました。撮影時間の大幅な短縮、がんの早期発見に役立つ新機能、事故や災害に強い、などの特長を有しており、当院の診療に大いに貢献するものと考えています。

昨年スタートした小児アレルギーセンターも、この春から外来を2診察室に増やし、より多くの患者さんのニーズに応えられる体制にしました。“子はかすがい(鎹)子育てはかすがい(春日井)”のキャッチフレーズのもと、新しいご家族の受け入れを積極的に進める市の方針に、このアレルギーセンターの存在が一助になるものと考えています。

また増加する心臓病に対応するため、今年度から心臓病センター構想も本格化します。心臓疾患の診察、検査、治療、リハビリなどが集学的に行えるセンターとなるよう鋭意準備中ですので、どうぞご期待ください。

ここまで新しい取り組みに関して紹介させて頂きましたが、当院が最も大切にしていることは、日々の診療において、お一人お一人の患者さんの診療を丁寧に確実に行っていくことです。かつてイチロー選手は『びっくりするような好プレイが、勝ちに結びつくことは少ないです。確実にこなさないといけないプレイを確実にこなせるチームは強いと思います。』と述べています。病院も同じです。目の前の患者さんを大切に確実に診療していくことが何よりも重要ですから、今後も職員一同初心を忘れず、丁寧な診療を心がけたいと考えています。

最後になりましたが、皆様からの忌憚のないご意見が病院の成長につながります。今後も沢山のご意見をお寄せいただけますよう、よろしくお願いいたします。

令和5年6月 成瀬 友彦

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