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更新日:2024年7月10日

院長挨拶

成瀬院長の顔写真
春日井市民病院のホームページにお立ち寄り頂きまして有難うございます。
当院は昭和26年内科・外科の2科を有する42床の病院として開設されました。平成10年22科552床の地域基幹病院として、現在の鷹来町に新築移転され今日に至ります。

さて約4年にわたり医療のみならず社会生活にまで大きな影響を与えたコロナ禍がようやく終息し、当院も通常診療に力を入れることができるようになりました。各診療科とも日々の診療を大切に行うことを最も重視しておりますが、新しい取り組みも始めていますので、そのいくつかを紹介します。

今年4月から手術支援ロボット『ヒューゴ』を導入しました。これは全国で11施設目、愛知県内でも藤田医科大学病院についで2施設目の導入となります。これまで多くの病院で導入されていた手術支援ロボット『ダヴィンチ』との違いは、操作画面がテレビの様に大きく、複数の医師が見れるようになっている点です。したがって多人数の医師が術野を見ることが可能となることで安全性も高まり、若手医師の育成にも適したロボットと言えます。当院ではこの4月からの3か月間で、泌尿器科において10例以上の手術を行いましたが、安全かつ患者さんの負担の少ない手術が行われています。今後婦人科、外科などでもこのロボット手術を行っていく予定ですので、どうぞご期待ください。

またこの5月からは急増する心臓疾患を総合的に治療、管理するために心臓病センターをオープンさせました。このセンターでは診察、検査、心臓リハビリテーションが一ヶ所にまとめられており、移動距離がほぼゼロで診療を受けることができます。心不全の再入院を減らすことをスローガンに医師、コメディカル一丸となって診療に取り組んでおります。

今年1月に開始したペインクリニック外来は、この6月から診察室を拡充し、装いも新たに診療をしています。帯状疱疹後の神経痛や手術不能な整形疾患からの痛みなど、辛い痛みに苦しんでおられる方がいらっしゃいましたら、是非一度受診して頂ければと思います。

紙面の関係ですべての科を紹介できませんが、その他の科も皆さんのお役に立てる様々な取り組みをしております。当ホームページの各科紹介をご覧いただければ幸いです。

当院は”たくさんの笑顔をプレゼントできる病院”を目指し、職員一同、日々の診療に取り組んでおります。しかし皆様のご期待に応えられていない点も多々あると思われます。お伝えいただいた皆様の声が、当院のさらなる前進につながりますので、どうぞ忌憚のないご意見をお寄せください。よろしくお願いいたします。

令和6年7月 成瀬 友彦

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