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更新日:2026年4月30日

院長挨拶

narusetomohiko 春日井市民病院のホームページにお立ち寄り頂きまして有難うございます。

 当院は昭和26年内科・外科の2科を有する42床の病院として開設されました。平成10年22科552床の地域基幹病院として、現在の鷹来町に新築移転され今日に至ります。

 さてマスコミ報道などでご存じの方も多いと思いますが、現在全国のほとんどの病院が経営難により厳しい状況に追い込まれています。当院も例外ではありません。

“公立病院は経営など無関係では?”と思われるかもしれませんが、けっしてそんなことはありません。赤字が膨らめば貴重な税金をさらに投入していただくことになりますし、医療の進歩に対応するための新しい医療機器購入も難しくなります。したがって黒字化は目指さぬとも赤字経営は改善しなければなりません。今年度は診療報酬の大幅な改定を行っていただいたおかげで、少し明るい光が見えてきていますが、それでも十分とは言えません。しかし不満を吐露しているだけでは解決にはなりません。当院では診療効率の改善、診療報酬の請求ミス削減、経費の節約などを徹底的に行い、職員一丸となって経営改善に努めています。

 一方経営改善だけではなく、市民の皆さまから信頼され、かかりやすい病院にしていくことも重要です。近年増加が著しい泌尿器科の患者さんに対応するために、今年3月から泌尿器科外来を移転し、拡充・改装を行いました。これまで日によっては座って待つ場所がなく、皆さまにご迷惑をおかけしましたが、受診までゆったりと過ごすことができるスペースを確保しました。また希望者の多いインプラント治療に対応するためにインプラントセンターを新設し、この6月から稼働します。より静かで快適な環境での治療が受けられるようになるものと思っております。

 また一昨年より導入した手術ロボット『ヒューゴ』は泌尿器科、外科、産婦人科での手術件数が順調に伸び、安全で侵襲の少ない手術を提供しております。特に『ヒューゴ』による泌尿器科ロボット手術件数は昨年度全国1位となりました。今後もロボット手術の特性を生かしながら、皆さまのご希望に沿う治療を行っていきたいと思っております。

 かつて経営の神様と言われた松下幸之助さんは『人と比較をして劣っているといっても、決して恥ずることではない。けれども、去年の自分と今年の自分とを比較して、もしも今年が劣っているとしたら、それこそ恥ずべきことである』と述べています。当院も現状に満足することなく『たくさんの笑顔をプレゼントできる病院』を目指して前進を続けていく所存です。その際皆さまからの忌憚のないご意見が、より良い病院になるための大きな一助となりますので、お気づきの点がございましたら、どうぞ遠慮なくお寄せください。

 本年もよろしくお願いいたします。

                         令和8年4月 成瀬 友彦

 

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