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更新日:2019年5月20日

呼吸器内科の病気

呼吸器内科における4大疾患は肺がん、慢性閉塞性肺疾患(COPD)及び喘息などの慢性呼吸不全、急性肺炎、間質性肺炎です。

肺がん

肺がんに対する基本戦略は「早期発見」です。
全肺がんの80%をしめる非小細胞肺がんに対しては年1回の健診が大切です。
残り20%の小細胞肺がんは進行が早く、徴候出現後速やかに受診することが重要です。
特に重喫煙者の方で咳・痰・血痰があれば呼吸器内科受診をお勧めします。
肺がん診断に欠かせない気管支鏡検査は一般に苦しい検査の代表ですが、当院では一泊入院での鎮静剤併用による苦痛軽減対策を取っています。
また、近年の技術進歩により気管支鏡検査での診断率は飛躍的に向上しています。当院でも胸部画像解析によるナビゲーションシステムや超音波内視鏡を導入し、より正確な診断を目指しています。
手術療法については名古屋大学呼吸器外科の協力の下、内視鏡を用いたより低侵襲な手術(胸腔鏡下肺切除術)により術後数日の退院を可能としています。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)及び喘息などの慢性呼吸不全

COPDは20年以上喫煙した方の約30%に発症します。
主な症状は運動後の息切れや咳・痰です。高齢の患者さんが多く、徐々に進行するため「年のせい」と勘違いしがちですが、肺機能検査による早期発見と気管支拡張薬使用による対応で症状改善を見込むことができます。
当院では愛知県下4大学医学部を中心とした医療連携の仕組みである愛知県COPDネットワークに参画し、基幹病院である当院とかかりつけ医とのスムーズな連携を実現しています。かかりつけ医で投薬・当院で検査といった、各々の得意分野を生かした対応を行っています。
喘息はCOPDよりも発症年齢が若く、多少息苦しくても我慢して対応しているうちに重症化して救急搬送されたり死亡されたりすることがある疾患です。
現在のところ完全に治癒することは難しい疾患ですが、医療技術の進歩によりコントロールすることは可能となってきています。咳が続くと感じた方は是非受診をお願いします。

急性肺炎

肺炎の原因である細菌をせん滅する抗生剤が発明されて数十年が経過しました。
細菌感染症は絶滅するかに思われましたが、昨今では耐性菌の出現により逆に人間の方が追い詰められつつあります。
当院では適正な抗菌薬を適正な期間使用すべく多職種で相互チェックをおこないつつ治療を行っています

間質性肺炎

免疫機能の異常により、自分の肺を敵と認識し攻撃する事で生じる肺炎が間質性肺炎です。あまり知られていない疾患ですが、生命予後は肺がんより悪く、症状進行により労作での低酸素症状が出現するため在宅酸素療法などのサポートが必要になることも多い疾患です。現在のところ根本的な治療法は見つかっていませんが、進行を遅らせる薬剤が発売されるなど研究も進んできています。
当院では呼吸器リハビリなども併用し酸素療法の相談・最新治療などの提供を行っています。

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