更新日:平成24年01月16日

薬剤部

薬剤部からのお知らせ

特色

1.化学療法センターや糖尿病センターへの薬剤師の配置

2006年に開設された化学療法センターには薬剤師4名を兼任で配置し、全てのレジメン(使用する医薬品の組み合わせや投与方法)を管理し、投与スケジュールの確認や調製を実施しています。化学療法が初めての方にはパンフレットを用いて化学療法に関する説明も行っています。化学療法センターの薬剤師は緩和医療にも携わり、外来のみならず入院中の方の治療にも参加しています。2011年からは化学療法を開始する患者さんに対して、がん専門薬剤師の資格をもつ薬剤師等が医師と共に説明を行う取り組みを開始しました。
2009年に開設した糖尿病センターには薬剤師3名を配置し、入院中の方や紹介された方を対象に薬に関する説明・指導を行っています。また糖尿病センターと地域保険薬局を連携して栄養指導を受けやすくする取り組みを開始しました。また、当センター以外の薬剤師も全ての長期入院中の患者さんについては糖尿病に関連する検査指標の確認を行っています。

2.入院時持参薬調査

持参薬とは、入院時に持ち込まれる普段お使いになっているお薬のことです。近年、外来で処方された薬を入院中に使用するために持って来られるケースが増加しています。
それらの持参薬を有効かつ安全に使用するため、あるいは手術前に中止すべき医薬品が含まれていないか等を確認するために、全ての入院される方を対象に入院時持参薬調査を行っています。

3.栄養サポートチーム(NST)回診、感染対策チーム(ICT)への参加

栄養サポートチームは食事摂取が困難な患者さんへの栄養補給などを検討します。NST回診に参加するだけでなく、全入院患者さんの栄養状態(エネルギー量や水分量等)の確認を行い、必要であれば医師に情報提供を行っています。また、退院後に経管栄養を実施する方については注意点などについての指導を行っています。
感染対策チームは、急性期の効果的な抗菌薬の使用や術後感染予防を目的に、抗菌薬の血中濃度を解析し、よりよい抗菌薬療法のための情報提供を行っています。

4.検査値を連携した処方監査システムの運用

医薬品の使用にあたっては、至適投与量の決定や副作用の防止のために検査が必要となる医薬品があります。薬剤部は独自に検査値と連携した処方鑑査システムを開発・導入しています。これは入院中の方のみならず当院で診療を受ける全てを対象に、腎排泄能と投与量のチェックや検査結果で投与を制限する薬剤などの監査を行っています。

病棟業務

主な業務は

  1. ・現在服用しておられる薬の説明や検査前の薬の説明
  2. ・処方されている薬全て(内服・外用・注射)の相互作用や副作用の確認を通しての安全性の確保
  3. ・他院で投薬された薬品(持参薬)の確認
  4. ・病棟で使用される薬品の取り扱いにおける安全性や品質の管理
  5. ・医療従事者への情報提供

などです。

持参薬に関するお願い

春日井市民病院では診療の安全性向上を目的に、当院に入院するすべての患者さまについて服薬歴を確認させていただいております。

これは、当院で使用していない医薬品を服用されいてた場合の対応や、手術前に中止すべき医薬品の確認等を行なうためです。そのため、入院患者さまには救急や休日での入院を除き一度薬剤部に立ち寄っていただきお薬と薬剤情報等をお預かりして確認を実施させていただきます。

ご協力よろしくお願いいたします。

持参薬に関するお願い

薬品管理業務

調剤や注射で使用される医薬品の円滑な供給と無駄のない管理を行っています。入院された方に使用する注射薬は、アンプルやバイアルは機械によって毎日個人単位でセットされ、病棟に供給されます。セットする際には、混合に伴う変化や、投与量が適正かどうかなどを確認します。

薬品庫 注射調剤機
薬品庫 注射調剤機

調剤業務

もっとも古くから薬剤師の行ってきた仕事であり、現在でも重要な仕事の一つです。
一見すると処方箋に記載されたとおりに医薬品をとりそろえるだけのように見えますが、処方箋を受け取ってからお渡しするまでには

  1. 正しい投与量かどうか
  2. 処方に曖昧な部分はないか 正しい服用時間か
  3. 薬の服用間隔に問題はないか
  4. 他科の薬品と重複していないか
  5. 薬の相互作用はないか
  6. これまでに過敏症をおこした薬剤が処方されていないか
  7. 疾患に対して使用してはいけない医薬品が処方されていないか

などの確認を行っています。

調剤業務

医薬品情報

近年の薬物治療は著しく進歩し、従来は入院治療や点滴治療が必要であったような治療も、外来診療や経口投与で行えるようになってきました。
その反面、安全性により配慮が必要な医薬品も増加しています。
医薬品情報室は医薬品の適正使用支援、病棟に勤務する薬剤師の支援も行っています。
主な業務は下記のようなものがあります。

  • 医療従事者からの医薬品に対する問い合わせの対応
  • 病棟業務に必要な情報の収集と発信
  • 院内への情報提供
  • 保険薬局からの問い合わせや保険薬局への情報提供
  • 医薬品を安全かつ有効に使用するための調査と情報提供

などです。

医薬品情報

製剤業務

院内で使用する医薬品は、現在では、ほとんどメーカーで製造されたものをそのまま使用しています。しかし、濃度の調製、滅菌処理及び無菌的な調製が必要なものがあります。そのような作業を行うのが製剤業務です。
入院されている方の一部注射や外来通院の方の注射剤もここで調製を行って供給されます。

製剤業務

平成22年度統計

外来処方 33,486枚
入院処方 75,384枚
院外処方
(院外処方発行率)
158,942枚
(82.6%)
薬剤管理指導件数 11,094件
TPN調製件数 5,090件
外来化学療法調製件数 4,594件

薬剤部薬剤師

平成23年4月1日 現在

職名 薬剤師名 所属学会等 資格
科長 松原 弘幸 日本薬学会
日本医療薬学会
日本臨床薬理学会
日本薬剤学会
日本病院薬剤師会認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
厚生労働省薬剤師実務研修指導薬剤師
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
主幹 長谷川 敦司   日本病院薬剤師会認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
JADA認定スポーツファーマシスト
主幹 坂田 洋 日本医療薬学会
日本医療情報学会
日本医薬品情報学会
日本腎と薬剤研究会
日本病院薬剤師会認定薬剤師
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
日本医療薬学会認定薬剤師
日本医療薬学会指導薬剤師
日本医療情報学会認定医療情報技師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師
中部腎と薬剤研究会評議員
科長補佐 山添 里美    
主査 松本 幹雄    
主査 吉川 英樹    
主査 前田 剛司 日本糖尿病学会
日本医療薬学会
日本薬学会
日本緩和医療学会
日本癌治療学会
日本緩和医療薬学会
日本臨床腫瘍学会
日本病院薬剤師会認定薬剤師
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
日本医療薬学会認定薬剤師
日本医療薬学会指導薬剤師
日本医療薬学会がん専門薬剤師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
緩和薬物療法認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師
主査 服部 芳明 日本糖尿病学会
日本医療薬学会
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定実務実習指導薬剤師
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
日本病院薬剤師会認定薬剤師
糖尿病療養指導士
主任 鈴木 敏夫 東洋医学会  
主任 野村 英光 日本薬学会 日本病院薬剤師会認定薬剤師
主任 小川 昌知   日本病院薬剤師会認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
主任 木俣 美由紀    
主任 田中 伸明   日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
日本病院薬剤師会認定薬剤師
糖尿病療養指導士
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
主任 鈴木 大吾 日本緩和医療薬学会
日本医療薬学会
緩和薬物療法認定薬剤師
日本病院薬剤師会認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
主任 沢田 俊朗 日本薬学会 日本薬剤師研修センター認定薬剤師
主任 大岩 拓馬 日本医療薬学会
日本腎と薬剤研究会
日本病院薬剤師会認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
主任 稲垣 由加利 日本環境感染学会
日本化学療法学会
日本病院薬剤師会認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
薬剤師 鈴木 敦詞 日本薬学会
日本緩和医療薬学会
日本医療薬学会
日本病院薬剤師会認定薬剤師
日本薬剤師研修センター認定薬剤師
日本病院薬剤師会認定指導薬剤師
薬剤師 秋田 一幸   日本病院薬剤師会認定薬剤師
薬剤師 八手亦 みづき 日本腎と薬剤研究会 日本病院薬剤師会認定薬剤師
薬剤師 杉田 亜沙美 日本医療薬学会
日本腎と薬剤研究会
日本病院薬剤師会認定薬剤師
薬剤師 山田 麻友美   日本病院薬剤師会認定薬剤師

おわりに

我々病院に勤務する薬剤師は、調剤だけでなく病棟業務に代表されるように、医療のより広い範囲での貢献を求められるようになってきました。

今後、より一層の研さんを積み、みなさんの健康に役立てるようにがんばってまいります。

pagetop