更新日:平成24年04月17日
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当科で扱う疾患は、食道、胃十二指腸、小腸、大腸肛門、肝、胆道、膵、乳腺、肺、甲状腺の外傷、救急疾患、悪性腫瘍など、幅広い領域にまたがっています。これらの疾患を対象に、
1)手術の低侵襲化、2)救急疾患の合理的治療、3)難治性癌や再発癌に対する挑戦 を3つのテーマとして外科治療に積極的に取り組んでいます。
このように、従来の手術療法に加えて最新の治療法をバランスよく行い、より高い水準の外科治療を目指しています。すべての症例に対して、統一した治療方針で臨むことを目的として、毎朝、緊急入院例のカンファランス(検討会)を行い、毎週水曜日の18時から手術例を含めた全入院例の治療方針を検討しています。 学会発表25題、論文発表2題と学術活動にも力を入れています。
主な癌の1997年から2008年12月までの治療(切除)件数とステージ別の5年生存率(他の病気でなくなった人も含む)は以下のとおりでした。
胃癌切除例は991例で、 Stage 1a(373例)の5年生存率は92.2%、 Stage 1b(133例)は80.3%、 Stage 2(111例)では67.1%、 Stage 3(111例)では41.4%、 Stage 4(236例)では14.9%、 胃癌切除例全体の5年生存率は63.3%でした。 ※Stage 3のうち、3a(75例)57.7%、3b(45例)15.4%
大腸癌切除例は1365例で、全体の5年生存率は67.8%でした。 結腸癌切除例は894例で、 Stage 1(229例)の5年生存率は86.8%、 Stage 2(182例)では81.2%、 Stage 3a(67例)では76.3%、 Stage 3b(130例)では70.3%、 Stage 3c(50例)57.6%、 Stage 4(166例)では26.1%、 結腸癌切除例全体の5年生存率は69.5%でした。
直腸癌切除例は471例で、 Stage 1(122例)の5年生存率は77.0%、 Stage 2(96例)では78.2%、 Stage 3a(47例)では72.1%、 Stage 3b(79例)では62.1%、 Stage 3c(35例)43.4%、 Stage 4(65例)では25.9%、 直腸癌切除例全体の5年生存率は64.1%でした。
乳癌切除例は329例で、 Stage 1(95例)の5年生存率は100%、 Stage 2(171例)では91.3%、 Stage 3(57例)では71.6%、 Stage 4(6例)では0% (2年生存率40.0%)、 乳癌切除例全体の5年生存率は90.0%でした。
肝細胞癌には、手術以外にも種々の治療法があります。 詳しくは消化器科のホームページを参照して下さい。
肝細胞癌の治療例は361例でしたが、 Stage 1(83例)の5年生存率は48.7%、 Stage 2(142例)では29.5%、 Stage 3(71例)では14.8%、 Stage 4(65例)では0%(3年生存率4.9%)、 肝細胞癌切除例全体の5年生存率は25.6%でした。
年間全身麻酔手術件数935例(緊急手術190例)、年間腰椎麻酔手術件数78例(緊急手術55例)でした。
胃切除術55例、胃全摘術19例、結腸切除術95例、直腸切除術52例、直腸切断術8例、乳癌手術39例、肺切除術47例、胸腔鏡下肺部分切除術30例、食道亜全摘術8例、膵頭十二指腸切除術19例(亜全胃温存10例)、膵体尾部脾摘除術3例、肝切除術41例(胆道癌肝切除3例)、静脈瘤手術68例、Yグラフト手術16例、動脈バイパス手術11例、その他血管手術24例、虫垂炎90例、大人ヘルニア158例、小人ヘルニア29例、内痔核、痔瘻6例、腹腔鏡下胆嚢摘出術112例、開腹胆嚢摘出術21例、総胆管切石術4例、イレウス38例、腹膜炎36例、脾摘6例。
従来、切除不能とされた直腸癌の骨盤内再発癌に対して腫瘍の進展範囲に応じて、仙骨切除を含めた骨盤内の臓器をすべて切除する手術を25例に行ってきました。手術の危険や術後の障害は大きくなりますが、5人に1人が治癒(5年生存率20%)可能で、有効な治療法と思っています。
下部直腸の準早期癌に対する根治的経仙骨式直腸切除術と超低位吻合は現在までに17例に行っています。手術の対象者が限られますが、安全に吻合できること、人工肛門が回避できることが最大の利点です。
緊急動脈塞栓術は、外傷性肝破裂14例、外傷性脾破裂17例、骨盤骨折9例、外傷性膵断裂2例などの出血例42例に行っています。動脈塞栓術がうまくいくと直ちに止血され、手術を行わずに治癒することができます。
イレウスは年間約120人の人で入院治療が必要となります。手術を行わずにイレウス管だけで治る人が約75%で、緊急手術が必要となる人が約4分の1(大腸癌、絞ヤク例、難治反復例)でした。
一方、治療の合理化、安全性、効率性を考えて、入院から退院まであらかじめ計画しておくクリニカルパスを積極的に取り入れています。現在、クリニカルパスによる術後入院期間は、胆嚢結石症4日、胃切除術13日、胃全摘術15日、大腸切除術12日、直腸切断術14日、乳房切除術8日、大人ヘルニア1日、小人ヘルニア1日、中等症までの急性虫垂炎3日としています。
平成23年4月1日現在
外科
特色
当科で扱う疾患は、食道、胃十二指腸、小腸、大腸肛門、肝、胆道、膵、乳腺、肺、甲状腺の外傷、救急疾患、悪性腫瘍など、幅広い領域にまたがっています。これらの疾患を対象に、
1)手術の低侵襲化、2)救急疾患の合理的治療、3)難治性癌や再発癌に対する挑戦
を3つのテーマとして外科治療に積極的に取り組んでいます。
このように、従来の手術療法に加えて最新の治療法をバランスよく行い、より高い水準の外科治療を目指しています。すべての症例に対して、統一した治療方針で臨むことを目的として、毎朝、緊急入院例のカンファランス(検討会)を行い、毎週水曜日の18時から手術例を含めた全入院例の治療方針を検討しています。 学会発表25題、論文発表2題と学術活動にも力を入れています。
5年生存率
主な癌の1997年から2008年12月までの治療(切除)件数とステージ別の5年生存率(他の病気でなくなった人も含む)は以下のとおりでした。
胃癌切除例は991例で、
Stage 1a(373例)の5年生存率は92.2%、
Stage 1b(133例)は80.3%、
Stage 2(111例)では67.1%、
Stage 3(111例)では41.4%、
Stage 4(236例)では14.9%、
胃癌切除例全体の5年生存率は63.3%でした。
※Stage 3のうち、3a(75例)57.7%、3b(45例)15.4%
大腸癌切除例は1365例で、全体の5年生存率は67.8%でした。
結腸癌切除例は894例で、
Stage 1(229例)の5年生存率は86.8%、
Stage 2(182例)では81.2%、
Stage 3a(67例)では76.3%、
Stage 3b(130例)では70.3%、
Stage 3c(50例)57.6%、
Stage 4(166例)では26.1%、
結腸癌切除例全体の5年生存率は69.5%でした。
直腸癌切除例は471例で、
Stage 1(122例)の5年生存率は77.0%、
Stage 2(96例)では78.2%、
Stage 3a(47例)では72.1%、
Stage 3b(79例)では62.1%、
Stage 3c(35例)43.4%、
Stage 4(65例)では25.9%、
直腸癌切除例全体の5年生存率は64.1%でした。
乳癌切除例は329例で、
Stage 1(95例)の5年生存率は100%、
Stage 2(171例)では91.3%、
Stage 3(57例)では71.6%、
Stage 4(6例)では0% (2年生存率40.0%)、
乳癌切除例全体の5年生存率は90.0%でした。
肝細胞癌には、手術以外にも種々の治療法があります。
詳しくは消化器科のホームページを参照して下さい。
肝細胞癌の治療例は361例でしたが、
Stage 1(83例)の5年生存率は48.7%、
Stage 2(142例)では29.5%、
Stage 3(71例)では14.8%、
Stage 4(65例)では0%(3年生存率4.9%)、
肝細胞癌切除例全体の5年生存率は25.6%でした。
平成21年度の治療(疾患別、症例数 等)
年間全身麻酔手術件数935例(緊急手術190例)、年間腰椎麻酔手術件数78例(緊急手術55例)でした。
手術術式別の内容
胃切除術55例、胃全摘術19例、結腸切除術95例、直腸切除術52例、直腸切断術8例、乳癌手術39例、肺切除術47例、胸腔鏡下肺部分切除術30例、食道亜全摘術8例、膵頭十二指腸切除術19例(亜全胃温存10例)、膵体尾部脾摘除術3例、肝切除術41例(胆道癌肝切除3例)、静脈瘤手術68例、Yグラフト手術16例、動脈バイパス手術11例、その他血管手術24例、虫垂炎90例、大人ヘルニア158例、小人ヘルニア29例、内痔核、痔瘻6例、腹腔鏡下胆嚢摘出術112例、開腹胆嚢摘出術21例、総胆管切石術4例、イレウス38例、腹膜炎36例、脾摘6例。
従来、切除不能とされた直腸癌の骨盤内再発癌に対して腫瘍の進展範囲に応じて、仙骨切除を含めた骨盤内の臓器をすべて切除する手術を25例に行ってきました。手術の危険や術後の障害は大きくなりますが、5人に1人が治癒(5年生存率20%)可能で、有効な治療法と思っています。
下部直腸の準早期癌に対する根治的経仙骨式直腸切除術と超低位吻合は現在までに17例に行っています。手術の対象者が限られますが、安全に吻合できること、人工肛門が回避できることが最大の利点です。
緊急動脈塞栓術は、外傷性肝破裂14例、外傷性脾破裂17例、骨盤骨折9例、外傷性膵断裂2例などの出血例42例に行っています。動脈塞栓術がうまくいくと直ちに止血され、手術を行わずに治癒することができます。
イレウスは年間約120人の人で入院治療が必要となります。手術を行わずにイレウス管だけで治る人が約75%で、緊急手術が必要となる人が約4分の1(大腸癌、絞ヤク例、難治反復例)でした。
一方、治療の合理化、安全性、効率性を考えて、入院から退院まであらかじめ計画しておくクリニカルパスを積極的に取り入れています。現在、クリニカルパスによる術後入院期間は、胆嚢結石症4日、胃切除術13日、胃全摘術15日、大腸切除術12日、直腸切断術14日、乳房切除術8日、大人ヘルニア1日、小人ヘルニア1日、中等症までの急性虫垂炎3日としています。
症例紹介
外科医師
平成23年4月1日現在
(外科系)
医療情報センター部長
がん相談支援センター長
日本消化器外科学会
日本肝胆膵外科学会
日本臨床外科学会
日本胆道学会
日本膵臓学会
腹部救急医学会
日本緩和医療学会
日本臨床腫瘍学会
(日本がん治療認定医機構)
日本消化器外科学会専門医、指導医、評議員
日本肝胆膵外科学会評議員、高度技能指導医
日本臨床外科学会評議員
消化器がん外科治療認定医
名古屋大学医学部医学科臨床教授
日本臨床腫瘍学会暫定指導医
日本がん治療認定医機構暫定教育医
肝胆膵外科
緩和医療
中央手術部長
日本消化器外科学会
日本肝胆膵外科学会
日本内視鏡外科学会
日本胆道学会
日本臨床外科学会
日本消化器外科学会専門医、指導医
日本肝胆膵外科学会評議員
消化器がん外科治療認定医
内視鏡外科
化学療法センター長
日本乳癌学会
日本消化器外科学会
(日本がん治療認定医機構)
日本乳癌学会認定医
日本消化器外科学会認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
医長
日本消化器外科学会
日本臨床外科学会
日本胆道学会
日本消化器外科学会専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本消化器外科学会
日本内視鏡外科学会
腹部救急医学会
日本消化器外科学会専門医、指導医
消化器がん外科治療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本消化器外科学会
肝胆膵外科学会
胆道学会
消化器病学会
日本臨床外科学会
日本消化器外科学会
日本臨床外科学会
日本消化器外科学会
日本腹部救急医学会
日本臨床外科学会
日本消化器外科学会
日本食道学会
日本乳がん学会