Detection of new anti-neutral glycosphingolipids antibodies and their effects on Trk
neurotrophin receptors. FEBS Letters 2006;580:4991-4995.(藤田保健衛生大学との共同研究)
Association of HTRA1 mutations and familial ischemic cerebral small-vessel disease. N Engl J
Med. 2009; 360:1729-39.(新潟大学との共同研究)
Sex-related differences in the risk factor profile and medications of patients with atrial fibrillation
recruited in J-TRACE. Circ J. 2010; 74: 650-4. (専門病院との共同研究)
Cilostazol for prevention of secondary stroke (CSPS 2): an aspirin-controlled, double-blind, randomised non-inferiority trial. Lancet Neurol. 2010; 9:959-68. (専門病院との共同研究)
平成22年度の診療
入院者数は611人であり、脳血管障害が過半数を占めています。なお、当院は愛知県脳卒中救急医療システムの参加病院です。
めまい、脱力、しびれ、しゃべりにくいなどの神経症状が急に出現した場合には、できるだけ早急に受診してください。血栓溶解療法(t-PA)が保険適応になり、発症3時間以内に治療を開始する必要があります。”Times is Brain”と言われており、超早期の治療が肝心ですので、自宅で様子を見るようなことをせず、すぐに救急車を要請してください。t-PAは、38例で使用し、半数が有効でした。主な疾患は脳梗塞327例、一過性脳虚血発作44例、脳梗塞後遺症5例、脳出血4例でした。脳梗塞が強く疑われるが、CT画像上異常がない場合は緊急MRI検査を行い、早期診断、治療を行っています。軽症の方は2週間で退院して自宅へ、また、中等度の方は1か月を目安に近隣のリハビリテーション専門病院へ転院できるように、医療福祉相談室を通して調整しています。
最近では病診連携(病院と診療所が連携をとりながら診療を行うこと)が順調に推移しています。また、脳塞栓は心房細動を合併する場合に多くみられるため、循環器科医師との連携も行っています。経口食事摂取不能な方に対して、胃瘻造設を消化器科医師に依頼しています。
当院は愛知県難病医療ネットワークの尾張北部医療圏の協力病院です。次のような神経難病の診療を行っています。
神経内科
クリック!!→神経内科治療法
特色
日本神経学会准教育施設として、良質で高水準の神経内科診療の提供、優秀な神経内科医の育成に取り組んでいます。電子カルテが導入されたので、入院患者について、電子カルテを閲覧しながら、スタッフ一同で検討を行なっています。 部長回診を週2回行い、問題症例を検討して、可及的に適切な診断、治療を行っています。また、他の診療科との連携も積極的に行っています。さらに、剖検症例にかかわる臨床病理検討会を行い、疾患の病態や診療上の問題点などを検討しています。臨床治験や他大学との共同研究も可能な限り、行なっています。最近の成果として、下記のような業績があります。
neurotrophin receptors. FEBS Letters 2006;580:4991-4995.(藤田保健衛生大学との共同研究)
Med. 2009; 360:1729-39.(新潟大学との共同研究)
recruited in J-TRACE. Circ J. 2010; 74: 650-4. (専門病院との共同研究)
平成22年度の診療
入院者数は611人であり、脳血管障害が過半数を占めています。なお、当院は愛知県脳卒中救急医療システムの参加病院です。
めまい、脱力、しびれ、しゃべりにくいなどの神経症状が急に出現した場合には、できるだけ早急に受診してください。血栓溶解療法(t-PA)が保険適応になり、発症3時間以内に治療を開始する必要があります。”Times is Brain”と言われており、超早期の治療が肝心ですので、自宅で様子を見るようなことをせず、すぐに救急車を要請してください。t-PAは、38例で使用し、半数が有効でした。主な疾患は脳梗塞327例、一過性脳虚血発作44例、脳梗塞後遺症5例、脳出血4例でした。脳梗塞が強く疑われるが、CT画像上異常がない場合は緊急MRI検査を行い、早期診断、治療を行っています。軽症の方は2週間で退院して自宅へ、また、中等度の方は1か月を目安に近隣のリハビリテーション専門病院へ転院できるように、医療福祉相談室を通して調整しています。
最近では病診連携(病院と診療所が連携をとりながら診療を行うこと)が順調に推移しています。また、脳塞栓は心房細動を合併する場合に多くみられるため、循環器科医師との連携も行っています。経口食事摂取不能な方に対して、胃瘻造設を消化器科医師に依頼しています。
当院は愛知県難病医療ネットワークの尾張北部医療圏の協力病院です。次のような神経難病の診療を行っています。
自己免疫疾患
多発性硬化症8例、AEDM2例、重症筋無力症1例
変性疾患
パーキンソン病11例、筋萎縮性側索硬化症12例、脊髄小脳変性症4例、多系統萎縮症6例、大脳皮質基底核変性症1例
脊髄小脳変性症の治療として、TRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)が有効かどうかを入院していただき、検討を行っています。
パーキンソン病で日内変動が激しい方は、短期間入院していただき、薬剤の投与時刻の調整とリハビリを行っています。また、最近、話題になっている脳深部刺激療法(DBS)の外科的治療を名古屋大学医学部脳神経外科グループに依頼し適応患者に行っています。
また、次のような神経疾患の診療も行っています。
てんかん
てんかん38例、そのうち、てんかん重積7例
てんかん重積(けいれんが頻発、意識障害が持続など)を呈する方が多くみられました。てんかん重積のMR拡散強調画像と脳血流シンチはてんかんの焦点を同定するのに非常に有効でした。抗てんかん薬の飲み忘れをしないように注意してください。
末梢神経障害
ギラン・バレー症候群7例、慢性炎症性脱髄性多発神経炎4例、その他末梢神経障害4例
慢性炎症性脱髄性多発神経炎、ギラン・バレー症候群の治療として、大量免疫グロブリン療法を行っていますが、早期に治療するほど治療成績が良いので、四肢の脱力、しびれを感じた場合には早めに受診してください。
神経感染症
無菌性髄膜炎11例、髄膜脳炎2例、脳炎2例、細菌性髄膜炎1例、結核性髄膜炎1例、プリオン病2例、進行性多巣性白質脳症(PML)1例
細菌性髄膜炎の治療は緊急を要しますが、適切な治療により救命は可能です。PMLの治療として、抗マラリア薬のメフロキンを使用し、有効性が見られました。
アルツハイマー病
4例
早期診断に脳血流シンチ(SPECT)を利用すると、MR画像の正常例でもSPECT異常が検出されています。進行を抑制する薬がありますので、ご心配な方は早めに受診して下さい。また、認知症をきたす疾患として正常圧水頭症(3例)があります。
代謝性疾患
薬物中毒6例、低血糖性脳症2例、低体温症1例、CO中毒1例、肝性脳症1例
筋疾患
多発性筋炎などの筋炎4例
脊髄・脊椎疾患
脊髄梗塞2例、頚椎症性脊髄症1例、頚椎脱臼1例
肺炎
22例
誤嚥性肺炎(14例)が多数を占めています。嚥下障害(飲みにくい、むせる)がある場合は、食事摂取時に注意してください。普段から口腔ケア(歯磨き)を十分行ってください。
平成22年度の検査
神経内科医師
平成23年7月1日 現在
日本内科学会
日本末梢神経学会
日本神経治療学会
日本神経免疫学会
日本神経病理学会
日本神経感染症学会
日本脳卒中学会
American Academy of Neurology
日本内科学会認定医、指導医
日本末梢神経学会評議員
日本神経治療学会評議員
日本神経感染症学会評議員
名古屋大学医学部医学科臨床講師
藤田保健衛生大学医学部客員教授
日本神経学会
日本内科学会
日本リハビリテーション医学会
日本自律神経学会
日本神経治療学会
日本神経眼科学会
日本家庭医療学会
日本医学教育学会
日本神経学会評議員、専門医
日本内科学会認定医、指導医
日本リハビリテーション医学会臨床認定医
日本自律神経学会評議員
日本内科学会
日本脳卒中学会
日本神経治療学会
日本神経学会
日本神経治療学会